過去ログ - 魔王「ならば、我が后となれ」 少女「私が…?」
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◆OkIOr5cb.o
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2015/01/16(金) 09:08:15.90 ID:2MQxt6/70
::::::::::::::::::::::::::
翌日
以下略
28
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/01/16(金) 09:09:23.50 ID:2MQxt6/70
魔王(……そうだ。自分自身には興味があるのかもしれないと、昨日気づいたばかりではないか)
興味があるのかもしれない
それならば、それを確かめてみるのは悪くない。うまくいけば昨夜のように満足感を得られるかもしれない
以下略
29
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/01/16(金) 09:10:20.47 ID:2MQxt6/70
警備兵「まぁ、何を考えてるかわからない御方だしな。それだけに威圧感があるよな」
新人警備兵「それっすよ! なんかあの魔王様は、視線をあげるのも 客を殺すのも 同じ態度でいきなりヤりそうな末恐ろしさがあるっす!」
以下略
30
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/01/16(金) 09:11:45.09 ID:2MQxt6/70
朝食を終え、謁見室の玉座につくと 周囲には普段以上に緊張した空気が漂っていた
あの警備兵と同じく、周囲は一昨日の空気をまだ引きずっているようだった
以下略
31
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/01/16(金) 09:12:34.35 ID:2MQxt6/70
自分は今、関心や興味を払っているのだろうか。それともその“振り”をしているのだろうか
その疑問が脳裏をよぎった時、昨日と同じ感覚を思い出した
以下略
32
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/01/16(金) 09:13:34.38 ID:2MQxt6/70
臣下たちはいつも通り、僅かな魔王の反応を見逃すまいと 沈黙して両隣に立つのみ
魔王はさっそく自分の出した結論に従って見ることにした
といっても、突然に言葉など出てくる訳もなく…
以下略
33
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/01/16(金) 09:16:09.71 ID:2MQxt6/70
臣下B「鎮まれ! 魔王様の御前なるぞ!」
声を荒げて鎮静を図る臣下Bこそ、興奮の色を隠せていない
以下略
34
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/01/16(金) 09:17:37.96 ID:2MQxt6/70
謁見室内の雰囲気に気をよくしたのか、娘を連れてきた男は上機嫌で語りだす
男「この娘、記憶力にとても優れておりまして…」
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35
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/01/16(金) 09:18:49.28 ID:2MQxt6/70
しまりの悪い笑顔と、わざとらしく歯切れを悪くした言い回し
要するに、この聡明な才能を建前に 彼女を女として俺にあてがうつもりなのだろう
以下略
36
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/01/16(金) 09:19:42.92 ID:2MQxt6/70
いかに美しく、どれほど聡明であろうと 令嬢そのものに興味はもてなかった
だが、この父親の元では宝の持ち腐れ。その有り余る稀有な才能は埋もれるだけであろうと考えると、同情をしてやってもいい気もする
だからといって興味の持てない俺の元に来ても、捨て置いてしまうのは明白
以下略
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