過去ログ - [オリジナル] The Five Elements 〜New Contract Peach Warrior〜 
1- 20
2:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 09:03:12.75 ID:638Opjkd0

――ピピピピ……

 
 夢の世界の中、どこからともなく微かに警鐘が鳴り響いて来た。
以下略



3:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 09:06:59.88 ID:638Opjkd0

――夢の中、映像が切り替わる。


 誰かからの手紙を読む自分。
以下略



4:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 09:10:43.17 ID:638Opjkd0
「――くん、朝だよ……」

(ん……?)

「――くん! 起きて!」
以下略



5:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 09:14:57.63 ID:638Opjkd0

「――誰もいない…… な」


 二階にある自室から一階へ下りてきて、誰もいないリビングへ入る。
以下略



6:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 09:21:13.41 ID:638Opjkd0
 
 父が亡くなり、塞ぎ込んで公私共に暗黒の日々を送っていた俺。
 どうしてこうなったか…… 俺は弱い自分を憎んでいた。
 少なくとも俺以外の人々は悲しみを受け入れ乗り越え進んで行くのだ。
 誰にだってそういう側面があるのにも関わらず、それを知っていながら…… 俺は他の大多数の人間を、俺以外の全ての人間を憎んだ。
以下略



7:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 09:24:29.36 ID:638Opjkd0

 彼女に救われた。助けられている。
 だから感謝の気持ちを伝えないといけない。


以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 09:27:45.05 ID:638Opjkd0


――ひとしきりやるべき家事をこなし一息ついていた時だった。


以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 09:31:01.58 ID:638Opjkd0

「――あの…… これは一体どこへ行くんですかね……」


 聞くのがいささか遅過ぎた質問をおじさんの車の中、後部座席で呟く。
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 09:38:57.48 ID:638Opjkd0

「――唐突だけど、この世にはどうしても道理では説明できない現象があってね」


 広大な一室。
以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 09:43:35.14 ID:638Opjkd0

「本当に唐突だけれど、私達はそういう現象のことを超常現象、超自然現象、怪異…… またはただ単に現象と呼んでいてね――」


 それが俺を呼び出したことと何の関係が……
以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 09:48:38.63 ID:638Opjkd0
 
 シーン……

 周囲には人が数多く存在するのにも関わらず、ここだけ違う世界に隔離されたような疎外感がやって来て、雑音が遠くなる。

以下略



70Res/127.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice