過去ログ - 新戸緋沙子「私は、お前のことが好きだ。幸平創真」
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26:名無しNIPPER
2015/03/15(日) 17:31:57.27 ID:0RDY0QGc0
「んー。昨日よりは大分良い感じになったな」
「そうだな。味の繊細さは昨日より遥かに上がっている。やはり火入れの時間が肝と読んだのは正解だったな」
「だけどまだまだ四宮先輩には及ばずだ」
「……こればかりは経験を積むしかないだろうな。昨日と同じように一つ一つ復習し積み重ねていくことが一番の近道だろう」

以下略



27:名無しNIPPER
2015/03/15(日) 17:32:52.05 ID:0RDY0QGc0
ドクンッドクンッと心臓の音がうるさい。
……認めろというのか。
この気持ちを、この胸の鼓動を。

ドクンッドクンッドクンッと今までで一番早く血液が流れる。
以下略



28:名無しNIPPER
2015/03/15(日) 17:34:38.66 ID:0RDY0QGc0
「ふー、見苦しい所を見せたわね緋沙子」
「い、いえ、とんでもない……」

いつもの執務室で一服してもらう。
少ししてえりな様は正気に戻った。
以下略



29:名無しNIPPER
2015/03/15(日) 17:37:08.14 ID:0RDY0QGc0
待って欲しい。
それ以上先は言わないで欲しい。

「まさか、よりにもよってあの男にそんな……」
「えりな!」
以下略



30:名無しNIPPER
2015/03/15(日) 17:37:36.58 ID:0RDY0QGc0
今回はここまでになります


多分今日中に完結できると思います

以下略



31:名無しNIPPER[sage saga]
2015/03/15(日) 19:19:55.53 ID:wqEZId+wO
おつおつー


32:名無しNIPPER[sage]
2015/03/15(日) 20:01:25.24 ID:nkGv4xhJO
乙です


33:名無しNIPPER
2015/03/15(日) 21:11:43.57 ID:cHhF112Q0
完成したので残り投下していきます


34:名無しNIPPER
2015/03/15(日) 21:13:30.58 ID:cHhF112Q0
「おー、おかえりー。もう片付け終わっちまったぞ」
「待っていて、くれたのか」
「いや、待ってろって言ったの新戸じゃん」
「そういえばそうだったな」
「よー、薙切の奴どうしたんだ?なんかテンパってたけど」
以下略



35:名無しNIPPER
2015/03/15(日) 21:15:42.39 ID:cHhF112Q0
「さっきは、その、本当に感謝している。お前には、助けられてばかりだと思う」
「ん?俺なんかしたっけ?」
「とぼけなくても良い。スタジエールの時も、とぼけた振りをしていたが、お前は私の背中を押してくれた」
「……」
「私は……」
以下略



36:名無しNIPPER
2015/03/15(日) 21:17:36.98 ID:cHhF112Q0
受け入れてくれるのだろうか、それとも、……のか。
でも私にはもう恐怖はなかった。
自分の唇をなぞる。
先制のパンチは喰らわせた。
より強力な、より超強力なものを。
以下略



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