過去ログ - 佐々木「一つ、お願いがあるんだ」
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73:名無しNIPPER[sage]
2015/03/28(土) 23:19:10.86 ID:Xn7sWAQWO
そうなったか
74:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:20:29.12 ID:jVBRPo/YO
かつて俺が橘に誘われて迷い込んだ、ハルヒとは真逆の性質をもつ佐々木の閉鎖空間。
気が付けば、俺のすぐ右後ろにいたはずの佐々木は消えていた。そう、あいつはここには入れない。
75:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:22:20.87 ID:jVBRPo/YO
「わからないか? お前たちが根城にしている、あのしょぼくれた小部屋に行くんだ」
部室のことか? 一体あの部屋に何があると言うんだ。
76:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:23:17.17 ID:jVBRPo/YO
「ハルヒ!」
微動だにせず直立する九曜の斜め前で、ハルヒは目を閉じたまま団長席に座っていた。
77:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:25:49.04 ID:jVBRPo/YO
藤原は一度俺に狂気に満ちた視線を向けた後、凶悪な笑みを見せた。
ヤバい。第六感が警鐘を鳴らす。
78:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:27:27.94 ID:jVBRPo/YO
空にシミのように存在していた灰色の点が、急速にその大きさを拡大し孔のようになっている。
いや、違う。あれは孔じゃない。あれは――、
79:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:29:00.16 ID:jVBRPo/YO
「や、め……」
顔を痛みに歪めながらハルヒが呻き声を出す。
80:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:29:43.12 ID:jVBRPo/YO
この時、意外な人物が声をあげた。
「まさか!?」
81:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:36:18.60 ID:jVBRPo/YO
「終わった――そしてこれが、真の始まり――」
「ぐあぁぁっ!!」
82:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:37:13.30 ID:jVBRPo/YO
一体何が起きてるのか、全く考えがつかない。あのハルヒが、本当に死んでるのか?
「涼宮さんの、最期の願いは……、あなたが死なない、こと……、でした」
83:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 23:38:09.05 ID:jVBRPo/YO
「現れたぞ!」
「朝比奈みくる誘拐事件の首謀者、橘京子だ! 今回の事件もあいつが犯人と見て間違いない!」
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