176:名無しNIPPER[sage]
2015/06/24(水) 02:41:33.48 ID:s2LuCIAs0
 乙 
177:名無しNIPPER[sage]
2015/06/24(水) 03:44:55.78 ID:06QeN0SHO
 乙です 
178:名無しNIPPER[sage]
2015/06/24(水) 06:46:28.83 ID:iIspYrNd0
 ライは策があるのかそれともよくわかってないからなのかどっちだろ? 
 女装自体は嫌がるイベントあったよね? 
179:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 17:03:33.15 ID:bQXV5DuDO
 「あ! ライ、見〜っけ!」 
  
  
 「……?」 
  
180:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 17:22:58.46 ID:bQXV5DuDO
 「でも、なによ?」 
  
  
 歯切れの悪いライに、ミレイは怪訝そうな表情を向けてくる。普段は傍若無人で人使いの荒い女性だが、本質は誰よりも気遣いの出来る人だ。だから、あの個性が強い生徒会メンバーを纏めていられるのだろう。 
  
181:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 17:37:27.73 ID:bQXV5DuDO
 ミレイは冗談のつもりで言ったのだろうが、頭の中にあった言葉をちょうど言い当てられる形になった。 
  
  
 「はい。実は」 
  
182:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 18:30:30.12 ID:bQXV5DuDO
 渡された紙に目を通す。珍妙な単語の羅列。横には店の名前だろうものと金額が書かれていた。 
  
  
 「……買い出しですか」 
  
183:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 23:12:45.28 ID:bQXV5DuDO
 「では、行ってきます」 
  
  
 「いってらっしゃい。放課後の生徒会までには帰ってくるのよ」 
  
184:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 23:29:47.00 ID:bQXV5DuDO
 繁華街には何度も来た。にも関わらず、店の名前に覚えはなかった。 
  
  
 こういう事なら、ルルーシュやスザクに付き合ってもらえば良かったと、ライは途方に暮れた。お使いさえまともに出来ないとなると、今後の立場にも影響してくるだろう。手ぶらで帰るわけにはいかない。 
  
185:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 23:45:48.85 ID:bQXV5DuDO
 「ああ、この店か。良かったな、知っているぞ」 
  
  
 美しい少女だった。スラリとした、スレンダーな体型。珍しい緑の髪を隠すように被った帽子。 
  
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