過去ログ - コードギアス 【ロスカラ】
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233:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 00:53:20.97 ID:oqH+Nm+DO
『お、ブリタニア軍が撤退し始めたね。これはもしかして──』


ロイドの言葉が途中で切れる。扉が開き、慌ただしく迫る足音。セシルが戻ってきたらしい。

以下略



234:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 01:45:05.02 ID:oqH+Nm+DO
緑のツインアイが輝く。白と金の美しいボディ。


角張ったデザインの<サザーランド>や<グロースター>と違い、鍛え上げられた肉体のようにしなやかで流線型なシルエット。

以下略



235:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 02:07:47.11 ID:oqH+Nm+DO
<ランスロット>の腰部には専用の火砲が装備されているが、それを使う気はなかった。


四基の強化型スラッシュハーケンを起動。最新式の照準システムは落下中という難しい状態にも関わらず、タイムラグをほとんど感じさせずに四騎を同時にロックオンした。

以下略



236:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 02:10:19.61 ID:oqH+Nm+DO
今回はこの辺で。ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。


ナイトメア戦が分かりずらいかと思いますが、ご容赦下さい。今後もっと増えます。


237:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 10:24:43.07 ID:oqH+Nm+DO
「敵ナイトメア、残り四騎。撤退を開始しました」


ブリタニア軍特別派遣嚮導技術部……略して"特派"が所有するトレーラーの中。モニターにリアルタイムで表示される戦力図を眺めながら、セシルが言った。

以下略



238:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 10:53:22.68 ID:oqH+Nm+DO
ユグドラシルドライブが生み出す圧倒的なパワーの恩恵はそのまま機動性に現れており、片腕だけで機体を支えたり、単純跳躍で五〇メートル以上を叩き出したり、第五世代以前のナイトメアとは比べものにならない。


武装も最新の物を採用している。両腕部と腰部に計四基あるスラッシュハーケンは硬度と鋭さを増して推進器まで内蔵している。

以下略



239:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 11:15:31.09 ID:oqH+Nm+DO
『内部の制圧完了しました。歩兵部隊をお願いします』


<ランスロット>のデヴァイサー(特派内でのパイロット)である枢木スザク准尉が報告してきた。彼は名誉ブリタニア人──イレヴンのため、本来はナイトメアの搭乗資格を持たないのだが、特派の中だけの特例ということで許可されていた。<ランスロット>を操れる人間がごく限られているせいだ。

以下略



240:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 12:20:56.12 ID:oqH+Nm+DO
カーテンの隙間から漏れる光を感じて、ライは目を開けた。少し遅れて、目覚ましのアラームが鳴った。驚きもせずに止めて、ベッドから起き上がった。


体調を確認。血圧、骨格、筋肉、動悸、全て正常。若干の頭痛がある他は異常なし。いや、記憶はまだ戻っていなかった。異常ありだ。

以下略



241:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 12:37:39.94 ID:oqH+Nm+DO
近くに人の気配は無し。まだ早朝だ。大半の人は寝ている時間帯である。


(ルルーシュにしては珍しいな……)

以下略



242:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 12:55:16.34 ID:oqH+Nm+DO
この扉、ナナリーが開けたとは考えにくい。咲世子でもないだろう。そんなミスをするならば、彼女は今まで使用人を続けてこれなかったはずだ。


そしてルルーシュは昨晩から不在。となれば、第三者がこの部屋を出入りしているのか。

以下略



243:名無しNIPPER[saga]
2015/06/30(火) 12:56:09.66 ID:oqH+Nm+DO
前半戦終わり。ちょっと休憩します。


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