499:名無しNIPPER[sage]
2015/08/25(火) 21:10:00.51 ID:OJIhWmT4o
乙
『ゼロ』という単語が久々に出たな
500:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:10:17.77 ID:BCVIJtYDO
「俺もスザクも、あの時は何も出来なかった。だが、お前には何かを成せる力があったんだ。力を振るう事は罪かもしれないが……何も守れない事もまた、罪だ」
ルルーシュの顔には痛ましい過去の記憶が貼りついている。昔、大切な人を無くしたのだろうか。
501:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:11:04.63 ID:BCVIJtYDO
「反対派は三人だった。カレンとニーナ、それとルルーシュ」
その時の事はおぼろげながら覚えている。ナナリーを守ろうと、ルルーシュが警戒心を露わにしていたことも。
502:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:11:45.39 ID:BCVIJtYDO
「築いたもの……」
あるのだろうか。
503:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:12:25.66 ID:BCVIJtYDO
「僕は……どうしたらいい」
今までの問答で分かった事がいくつかある。
504:名無しNIPPER[sage]
2015/08/28(金) 18:12:46.87 ID:2QcpAueAO
あ
505:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:13:23.99 ID:BCVIJtYDO
「……そうだな」
逃げるのはいつでも出来る。
506:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:14:25.03 ID:BCVIJtYDO
「ああ。多分……君の力を借りる事になると思う。その時は……その、頼む」
もう殆どカタコトだった。誰かに何かを頼むのは苦手だ。
507:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:15:07.49 ID:BCVIJtYDO
「話はこれで終わりだな」
空気を切り替えるように、ルルーシュが言った。
508:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:16:45.93 ID:BCVIJtYDO
だから、必死に隠していた。
持っているには苦しくて、誰かに見せるにはグロテスク過ぎる。
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