過去ログ - 京介「別れよう」 黒猫「え……」
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2:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 22:46:20.59 ID:ABn+E12Xo


去年の十二月末、俺は黒猫と再び付き合いだした。

その直前にあやせから告白されたが、俺はその想いに応える事は出来なかった。そして黒猫はなぜか一連の出来事を把握していたので、先の彼女の不自然な態度はそこらに起因しているんだろうさ。
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 22:47:52.86 ID:ABn+E12Xo


京介「親父、ちょっと車を借りて良いか?」

大介「何に使うつもりだ」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 22:49:15.26 ID:ABn+E12Xo


そんなある日の事だ、唐突にあやせからメールが届いた。

その内容は「桐乃のことで相談があるので家まで来てください」となっていた。
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 22:50:21.17 ID:ABn+E12Xo

京介「いや、ま……何でそんな事をあやせに答えなくちゃいけないんだよ。これが桐乃に本当に関係するのか?」

あやせ「はい、昨晩桐乃から届いたメールの内容に深く関わっています。だから、知りたくもないこんなことを、わざわざわたしが質問しているんです」

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 22:52:02.99 ID:ABn+E12Xo

あやせ「わたしが知る限り、お兄さんの周りにいる女性でそんなことができる相手は限られています。可能性が一番高いのはもちろん黒猫さんですけど、その次にあるのはわたしでしょう。そのわたしが無いんですから、お兄さんはまだ純潔を守っているということです」

京介「何だその理論、無茶苦茶だ。そもそもおまえ下ネタ嫌いだろうが。なんか今日おかしいぞ」

以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 22:53:18.78 ID:ABn+E12Xo


京介「はっ」

正体不明の焦燥感に駆られて跳ね起きると、そこは見知らぬ……いや、見知ったあやせの部屋だった。
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 22:54:40.12 ID:ABn+E12Xo

あやせ「……お兄さん、眠る前のことを憶えてますか?」

京介「いや、桐乃の事で呼び出されたはずだけど、どうも途中からハッキリしないな」

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 22:56:20.49 ID:ABn+E12Xo

京介「な、何だこれ!?」

あやせ「京介さんが寝ている間にわたしたちは結ばれました。わたしは京介さんに純潔を捧げ、京介さんもわたしに同じモノをくれました。これはその証拠です」

以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 22:57:26.27 ID:ABn+E12Xo


その週の土曜日。

今週もうちに来ると黒猫から事前に連絡があり、俺はそれを止めたかったのについに制止する言葉が出なかった。
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 22:58:44.37 ID:ABn+E12Xo

黒猫「そろそろ冬コミの予定を考え始めないといけないわね。今度沙織を交えて話をしようと思っているのだけれど、どうかしら?」

京介「……そうだな」

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 22:59:51.19 ID:ABn+E12Xo

京介「別れよう」

黒猫「厭よ」

以下略



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