過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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177:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:13:05.75 ID:7YfIX9WR0
たどり着いた俺と由比ヶ浜が見たのは、病人服を着た一人の女性と、そんな彼女に向けて今ま

で見たことがないほどの笑顔を向けている雪ノ下の姿だった。

「……よかったよな。これで、あいつが戦う理由もなくなる」
以下略



178:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:14:00.59 ID:7YfIX9WR0
時刻はすでに八時を回っている。彼女が俺に連絡を取ってくるなんてとても珍しいことだし、

しかもこんな時間に会うなどということは、なかなか考えられることではない。

何かあったのかと不安に思った俺は、とる物もとらずに家を飛び出した。
以下略



179:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:14:33.60 ID:7YfIX9WR0
そんな攻防が三度ほど続き、

「Strike Vent」

俺は攻め手を変えた。
以下略



180:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:15:01.72 ID:7YfIX9WR0
「……やるなぁ」

「感心している、場合かしら?」

「わーってるよ」
以下略



181:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:15:36.74 ID:7YfIX9WR0
正直もう抗う気はないが、最後までしっかり戦わなければ、彼女は戦いのあとで自分を責める

だろう。

それは俺の本意からは程遠いものだ。
以下略



182:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:16:18.10 ID:7YfIX9WR0
オブザーバーとして、葉山と陽乃という超特大の余計な物まで付いてきたのが悩みの種だ。

そしてこのことは、文実に秩序が失われていることの何よりの証でもあった。

少なくなる一方のメンバーで何とか回していたこの状況でこの一件はとどめの一撃となった。
以下略



183:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:16:59.40 ID:7YfIX9WR0
俺は知っている。言葉を用いずとも意思を伝える方法を。

休み時間の寝たふり、頼みごとをされた時のいやな顔、仕事中のため息。

語らずとも、いつだって俺は言外に意思表示をしてきた。
以下略



184:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:17:30.35 ID:7YfIX9WR0
「え、でも……」

相模があわてて雪ノ下の言葉を止める。

「どの道この場では決まりっこないわ。各自で考えてきて、明日決めましょう。以降の作業は
以下略



185:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:18:13.27 ID:7YfIX9WR0
一方俺はボロカスに陰口をたたかれ、シカトにハブにされていた。

が、これはいじめではない。我が校にいじめは存在しない。

仕事を振ってくる際も声をかけずにそっと置いていく。
以下略



186:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/13(日) 23:18:50.72 ID:7YfIX9WR0
ブラック委員会に努めているんだが、俺はもう限界かもしれない。

一日一日と過ぎていき、寒くなる気温とは裏腹に文実はどんどん熱を帯びていく。

ドアも終始あけっぱなしだ。
以下略



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