過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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244:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:26:38.52 ID:AuVSUEXb0
「頭で理解できても、心では納得できないことがある。それは承知のうえよ。その上で、あな

たに話を聞きたい」

彼女だって、こんな話はしたくないはずだ。
以下略



245:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:27:09.96 ID:AuVSUEXb0
「ヒキオじゃん」

三浦優美子、由比ヶ浜と海老名の属するグループの女王にして、材木座義輝を殺害した仮面ラ

イダー王蛇。
以下略



246:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:27:43.37 ID:AuVSUEXb0
普段は隠している、醜く仄暗い瞳。

彼女につられるように、俺は後に続く。

歩きながら彼女は口を開いた。
以下略



247:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:28:16.70 ID:AuVSUEXb0
「ったりめぇっしょー。ここまで来て引くとか男じゃないわ―」

「そうか……」

事ここに至っても、葉山の態度は変わらず、か。
以下略



248:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:28:44.59 ID:AuVSUEXb0
「いいから、早く答えろ。大事なことだ」

「……そりゃ、諦めらんないっしょ」

彼は珍しく真剣な表情で言う。
以下略



249:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:29:17.14 ID:AuVSUEXb0
「ごめんなさい、今は誰とも付き合う気がないの。例え誰にどんなシチュエーションで告白さ

れても絶対につきあう気はない。それじゃ」

クルリと背を向け、小走りで彼女は去っていった。
以下略



250:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:29:49.65 ID:AuVSUEXb0
幼子のような弱々しい声で呟き、彼女は俺の先を歩いていった。

視界から由比ヶ浜が消えたことを確認した俺は、その場に膝をついた。

心に負担がかかることが立て続けに起きすぎている。
以下略



251:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:31:02.12 ID:AuVSUEXb0
「くそっ……」

「Guard Vent」

こちらの攻撃の手を緩めることは相手にさらに攻撃のチャンスを与えることになり、決して良
以下略



252:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:31:33.22 ID:AuVSUEXb0
後ろから勢いよく背中を押され、俺は前に倒れ込み、その攻撃を受けずに済んだ。

しかし、

「あああぁぁぁぁぁっっっ!」
以下略



253:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:32:06.99 ID:AuVSUEXb0
八幡「あいつの為に、ライダーを倒さなきゃいけないなら……」

戦わなければ生き残れない!

宿に戻った俺は、ひどく動揺しながらも雪ノ下に事の顛末を伝えた。
以下略



254:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:32:43.48 ID:AuVSUEXb0
「……彼女はもう、ここにはこないのね」

「雪ノ下……」

そう言った彼女の表情は、昨日よりいくらかましになっている。
以下略



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