過去ログ - 新選組〜あるいは沖田総司の愛と冒険〜
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名無しNIPPER
[sage saga]
2015/09/23(水) 21:34:25.31 ID:3hRxWa4eO
階段を下りる。
以下略
58
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/09/23(水) 21:43:26.19 ID:3hRxWa4eO
──────
……目が覚めると、窓の外はすっかり明るくなっていた。
以下略
59
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/09/23(水) 21:59:36.24 ID:3hRxWa4eO
到着まであと6時間もある。俺は空港で買った英字紙を開いたが、読んでいてもほとんど頭に入ってこない。
仕方がない。
俺がこの旅客機に乗っているのは出張でも観光でもない、誰が聞いても「狂ってる」としか思えない理由なんだから。
以下略
60
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/09/23(水) 22:10:46.42 ID:3hRxWa4eO
・・・・・・・・・・・
それから先は、できるだけ家族や自分の未来のことを考えないように努めた。
以下略
61
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/09/23(水) 22:27:58.29 ID:3hRxWa4eO
入国手続きを済ませ、空港ビルの外に出た時はまだ午後6時にもなっておらず、日没までにはだいぶ間があった。
空気が乾燥していて風も強いせいで、少し肌寒く感じられる。
以下略
62
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/09/23(水) 22:57:44.85 ID:3hRxWa4eO
やがてタクシーはフリーウェイを抜けて碁盤目状の住宅地に入った。
柵も塀もない広い敷地に、ほとんど平屋建ての住居が立ち並ぶ風景。
かと思うと、突然メタリックに輝く超高層ビルが視界に飛び込んでくる。
以下略
63
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/09/23(水) 23:18:27.03 ID:3hRxWa4eO
タクシーはそんな静まり返った住宅地の一角で止まった。
一見、俺が逃げ出してきた国の住宅団地みたいな7階建ての建物。
以下略
64
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/09/23(水) 23:25:59.76 ID:3hRxWa4eO
キーを受け取り、エレベーターに向かう。荷物はバッグ一つだけだったが、ボーイがついてきた。
ありがた迷惑なことに、ボーイはエレベーターに同乗してきた。
俺は痩せた30手前くらいの金髪男の背中と、通過階を知らせる電光表示を交互に見つめた。ボーイは俺を振り向きもしない。
以下略
65
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/09/23(水) 23:34:27.46 ID:3hRxWa4eO
部屋の前まで意味もなく着いてきてから、ボーイは去って行った。ボーイが廊下の角を曲がるのを確認してから、俺はドアノブをひねった。
部屋の間取りは、自宅のリヴィングルーム二つ分ほどの広さがあった。
以下略
66
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2015/09/23(水) 23:56:40.34 ID:3hRxWa4eO
レストランは思ったよりも空いていた。
店内は学校の教室二つを立てに並べたような細長い間取りで、これまた教室を思わせる窓が外に面していた。
以下略
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