過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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426:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 20:28:37.27 ID:mGd/Gvos0
何度も互いの剣はぶつかり合う

その度に衛宮士郎の剣は砕かれる

そして何度も少年の肉を斬りつける
以下略



427:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 20:44:17.20 ID:mGd/Gvos0
アーチャー「お前はただ衛宮切嗣に憧れただけだ。あの男のお前を助けた顔があまりにも幸せそうだったから、自分もそうなりたいと思っただけ」

――僕はね、正義の味方になりたかったんだ

――じいさんの夢は、俺が叶えてやるよ
以下略



428:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 20:55:42.34 ID:mGd/Gvos0
アーチャー「貴様まだ――そうか、彼女の鞘――」

士郎「お前には負けられない。誰かに負けるのはいい。けど、自分には負けられない――!!」

アーチャー「ぬっ――――!!」
以下略



429:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 21:07:10.43 ID:mGd/Gvos0
繰り返される剣戟に終わりはないのだと悟る

既に敵は指を骨折し、あらゆる場所を斬られている

それでもこの敵は止まらない
以下略



430:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 21:21:48.21 ID:mGd/Gvos0
自分はサーヴァントだ、貫かれたぐらいでは簡単に反撃できる

それをしようと思わないということは、自分は彼を認めてしまったのだろう

少年が剣を引き抜く
以下略



431:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 21:41:18.46 ID:mGd/Gvos0
アーチャー「く……」

何とか霊核の破壊は免れたらしい

とはいえ、実体化するほどの魔力は先ほどの攻撃で消え去った
以下略



432:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 21:54:46.10 ID:mGd/Gvos0
正面以外から山に入る

自分がここまで弱っていなければ結界を抜けるのは不可能だっただろう

ギルガメッシュの前に魔力の渦が発生している
以下略



433:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 22:08:33.74 ID:mGd/Gvos0
凛はどうやら聖杯の泥の中の肉塊の中にいるらしい

泥の前で立ち尽くしているセイバーの様子を見る限り念話で会話しているのだろう

かつて彼女達両方と契約をしていた名残か
以下略



434:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 22:24:10.37 ID:mGd/Gvos0
ギルガメッシュに最期の力で投影した短剣をぶつけた後、光が差し始めた崖に立つ

凛「アー、チャー」

アーチャー「残念だったな。そういうわけだ、今回の聖杯は諦めろ凛」
以下略



435:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 22:30:29.98 ID:mGd/Gvos0
輪廻の枠から外れ、時間の概念もない此処ではただそうであった記録だけが増えていく

それが過去に起きたことなのか、未来に起こることなのかはわからない

ただ、そういう記録だけが増えていく
以下略



436:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/01(月) 22:33:46.56 ID:mGd/Gvos0
長かったこの話もこれにて完結です
ここまでこの長文に付き合ってくださった方ありがとうございます
あとオマケ短編(本編とほぼ無関係?)を明日か明後日に何個か投下してこのスレ終了となります


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