20:名無しNIPPER
2015/11/01(日) 00:42:45.73 ID:wWHmbeBW0
―ホテル
私はホテルに戻ってソファに座ると、カフェオレを飲みながらジムを待った…
アイシャ「ジムのことだからきっと怒ってるだろな…」
21:名無しNIPPER
2015/11/01(日) 00:44:16.32 ID:wWHmbeBW0
ジム「そうかもな」
アイシャ「!!」
ジムは笑みを浮かべながら私を見つめる。
22:名無しNIPPER
2015/11/01(日) 00:48:20.71 ID:wWHmbeBW0
私は夢を見た。
広い場所、周りは真っ黒で何も見えないけど、足元と自分の姿はよく見える。
アイシャ「あ…ココ…砂漠…砂漠だ」
23:名無しNIPPER
2015/11/01(日) 00:50:51.56 ID:wWHmbeBW0
気が付くと、私はホテルのソファに横になってた。
背格好も現在の私になっている。
アイシャ「…でも、ココはどこなの?」
24:名無しNIPPER
2015/11/01(日) 00:52:10.92 ID:wWHmbeBW0
アイシャ「わぁ!」
ソファから飛び起きる、クッションは涙でぐしゃぐしゃに濡れている。
アイシャ「嫌な夢…」
25:名無しNIPPER
2015/11/01(日) 00:54:19.57 ID:wWHmbeBW0
―セントラルパーク
早い時間なのでジョギングをしている人、犬の散歩をしている人が目立つ。
私はベンチに座ってこれからどうしようか考え込んだが、いいアイデアなんて浮かばなかった。
26:名無しNIPPER
2015/11/01(日) 00:57:29.68 ID:wWHmbeBW0
一旦、間を置きます。
早ければ本日昼頃に、遅くとも月曜日の午前中には、
続きを投稿します。
27:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:21:58.98 ID:YlVf3vwU0
地下鉄を何本か乗り継ぎ、アリのオフィス、小さな雑居ビルに着く。
アイシャ「ごめんくださーい」
留守なのだろうか? 返事がない。
28:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:24:12.36 ID:YlVf3vwU0
カトーさんとアニスは買い物に行っていて、夜まで帰ってこないらしい。
アリとミナは留守番をしているのだという…。
ミナ「カトーさんたちが来るまで食べ物は何もないんだ」
29:名無しNIPPER
2015/11/02(月) 02:25:07.42 ID:YlVf3vwU0
アリが言うには、カトーはブラジル日系人の家系の男で、
先代がクウェートに渡り仕事を始め、彼はその二代目だという。
アリとは中東で仕事をする内に仲良くなったらしい。
ココ、NYの支店はカトーとの共同計画ということだそうだ。
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