42: ◆eO0MHGE6wPTj[saga]
2015/11/10(火) 23:48:15.66 ID:hXnjM4nD0
「プロデューサーさ、さっき、話すのが苦手って言ってたけど、ほんとなの?」
「え? あぁ、嘘ではないよ。話すのは苦手だし好きでもないんだ」
「私も、そうだよ」
43: ◆eO0MHGE6wPTj[saga]
2015/11/10(火) 23:49:09.85 ID:hXnjM4nD0
「あとは、えぇと……」
「凛、大丈夫だよ。2人も3人も大して変わらないからさ」
「〜〜っ!」
44: ◆eO0MHGE6wPTj[saga]
2015/11/10(火) 23:53:47.61 ID:hXnjM4nD0
それからは、難なく仕事も進んでいたが、そう上手くいく時期が長く続くわけも無く、大きな壁にぶち当たった。
営業だ。
俺は、ここ最近で学んだことがある。
45: ◆eO0MHGE6wPTj[saga]
2015/11/12(木) 18:13:49.40 ID:Y83640dA0
「あ、待った? ごめんごめん」
俺が約束の時間に事務所の一室に行き、しばらく待っていると、目的の人物がやってきた。
「大丈夫ですよ」
46: ◆eO0MHGE6wPTj[saga]
2015/11/12(木) 18:14:29.18 ID:Y83640dA0
「あれ、プロデューサーいたの?」
どこから聞こえたか。
47: ◆eO0MHGE6wPTj[saga]
2015/11/15(日) 23:06:18.79 ID:dE0CJuqJ0
二人が出て行った後、本来休みだった俺だが、このまま帰るのもあれだと思い、少し仕事を進めてから帰ることにした。
何か仕事が残っていたわけではないが、どうせなら先の分をやってしまって後で楽をしよう、という魂胆だった。
その考え方が大きな間違いだったと知るのは、もうしばらくしてからだった。
48:名無しNIPPER[sage]
2015/11/16(月) 15:15:54.97 ID:fJjkiWIzO
乙、面白いから頑張って続けて欲しい
49: ◆eO0MHGE6wPTj[saga]
2015/11/17(火) 18:21:53.71 ID:24ZtkVrg0
>>48
そういっていただけると嬉しいです!
3日間忙しくて更新できなかったので、今日から再開します!
50: ◆eO0MHGE6wPTj[saga]
2015/11/17(火) 20:26:03.63 ID:24ZtkVrg0
「あ〜ぁ、あのクソオヤジが。なんで休みの日にまで出勤しなきゃ何ねーんだよクソ」
「まぁそういうなよ。書類片付けてないお前も悪いんだからさ」
「でもよ、俺は営業でバンバン仕事取って来てんだぜ? 忙しくて書類作業なんてやってらんねーよ。だいたいお前は事務しかしてねーだろ」
51: ◆eO0MHGE6wPTj[saga]
2015/11/17(火) 20:28:18.10 ID:24ZtkVrg0
「いや、でも」
「お前、まともな仕事取ってきてねーだろ。こんぐらいやれよ」
そう、耳元で囁かれた。
52: ◆eO0MHGE6wPTj[saga]
2015/11/17(火) 20:33:49.98 ID:24ZtkVrg0
4時間経ち、1人目の分が終わった。
あまりの書類の溜め込み具合に呆れた。
また4時間経ち、2人目の分が終わった。
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