434:名無しNIPPER[sage]
2016/04/01(金) 01:33:21.28 ID:jtCXghRL0
乙
君嶋さんも大変だな。これからのがもっとだが
435: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/03(日) 22:17:42.01 ID:S7IZuXaP0
その日はあっという間に過ぎ去った
提督とその秘書が不在の鎮守府へと行く理由もなく、やることといえば溜まりにたまった書類の整理のみ
436: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/03(日) 22:19:55.13 ID:S7IZuXaP0
(そろそろ、寝るか)
間髪なく押し寄せる欠伸の第二派を押し殺しながら、もう一度伸びをする
437: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/03(日) 22:23:38.83 ID:S7IZuXaP0
「どうした……何があった?」
今度は真剣に何があったのかを問いかける
438: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/03(日) 22:32:37.73 ID:S7IZuXaP0
話を聞いてみれば、何て事の無いただの輸送船の襲撃事件
今の日本ではどこにでもありうる事態で規模もそれほど大きくは無い
439: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/03(日) 22:33:49.84 ID:S7IZuXaP0
「いや、何でもない」
彼の言葉にハッと我に返り、頭の中の嫌な考えを振り払った
440: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/03(日) 22:38:36.89 ID:S7IZuXaP0
「来たか……」
そうとだけ呟くと、難しい顔をして席に座っていた五十嵐中佐がこちらを一瞥する
441: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/03(日) 22:41:04.03 ID:S7IZuXaP0
未だにハッキリしない事態の全貌に中佐も判断を決めかねているのだろう
これが通常状態で船を3隻持っていたならば、すぐにでも出撃準備を整えているはずだ
442: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/03(日) 22:43:55.12 ID:S7IZuXaP0
束の間に天を仰いだ中佐は再び視線を戻してこちらをまっすぐに見つめる
流石に基地の1つの切り盛りを任されているほどの人物である
443: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/03(日) 22:44:38.51 ID:S7IZuXaP0
執務室を出ると、廊下の向こうから日下部が駆け足で向かってくるのが見えた
こちらの姿を確認した日下部は腕を大きく振りながら名前を呼んでくる
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