470: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 23:33:20.66 ID:9cSMv6Rc0
  
   「今、貴様が見たのがここの現状だ」 
  
   「もう私から聞き出せるような情報は無いはずだ」 
  
471:名無しNIPPER[sage]
2016/04/18(月) 23:15:34.41 ID:R9Vl8m/p0
 君嶋特務少尉は、縁ありし艦娘を助ける事は出来るのか……次回を待て 
472: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/25(月) 22:27:29.08 ID:FN+t7kdx0
   
   工長室へと戻ると、すぐさま五十嵐中佐に鎮守府での出来事を報告する  
    
   すでに日下部とは基地に出戻った時点で別れており、出撃準備に加わるよう命令していた  
    
473: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/25(月) 22:28:54.99 ID:FN+t7kdx0
  
   「無線標識の記録か」 
   
  
  片手でそれを受け取った五十嵐は、右手でペンを持ったまま記録の上から目を通す 
474: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/25(月) 22:29:55.03 ID:FN+t7kdx0
  
   「そこまで言われちゃ悩んでいられんな」 
  
   「出撃は予定通り3時間後、船の積み込みが終わり次第だ」 
  
475: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/25(月) 22:33:04.80 ID:FN+t7kdx0
  
   「失礼します」 
  
  
  五十嵐中佐が招き入れると、作業着姿の宗方兵曹長が現れた 
476: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/25(月) 22:41:31.61 ID:FN+t7kdx0
  
   「妖精さんが持ち込んできた例のアレですが……」 
   
  
  アレというのは、例の本部の命令で試験搭載する誘導ミサイルの事だろう 
477: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/25(月) 23:03:14.39 ID:FN+t7kdx0
  
   「自分が行きます」 
  
  
  気づけば、一歩前に踏み出してそう言っていた 
478: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/25(月) 23:24:46.77 ID:FN+t7kdx0
  
   (……冷えてきたな) 
  
  
  不意に、黙々と動かしていた足を止める 
479: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/25(月) 23:26:08.94 ID:FN+t7kdx0
  
   「本条大尉……!」 
  
  
   「貴様……こんなところに」   
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