509: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/05/09(月) 23:46:16.57 ID:AzHtbRrs0
『ミサイルを撃つときは自分に言ってください』
『自信はありませんが、絶対に当てて見せます』
510: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/05/09(月) 23:52:03.26 ID:AzHtbRrs0
質問の意図をつかみかねたのか、一瞬黙って日下部は聞き返してくる
だが、それに構わずに答えを迫った
511:名無しNIPPER[sage]
2016/05/10(火) 07:44:28.61 ID:Vwl4Kuwp0
乙
うまくいってほしいものだが
512: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/05/22(日) 22:03:14.53 ID:a8UQq4dj0
戦闘配備の命令を下してから、十数分
自分たちを乗せた船は敵の通過が想定される航路上で静止していた
513: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/05/22(日) 22:13:33.10 ID:a8UQq4dj0
奴が航路を変更しなければ真正面にその姿を捉える事ができるはずだが、目の前には黒と藍の一色でそれ以外の物は確認できない
辺りが薄暗く、投光器も使えない状態で一般船舶よりはるかに小さな対象を見つけることは至難の技なのは分かっている
514: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/05/22(日) 22:15:54.68 ID:a8UQq4dj0
「いつもの調子はどうした?」
「そんなんじゃ、当たるものも当たらないぞ」
515: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/05/22(日) 22:18:55.79 ID:a8UQq4dj0
「だから、余計なことは考えずに一発ぶっ放してみろ」
「そのためにお前はそこに座っているんだろ?」
516: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/05/22(日) 22:20:47.04 ID:a8UQq4dj0
「日下部!」
反射的に通信機に向かって砲撃主の名を呼ぶ
517: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/05/22(日) 22:22:35.45 ID:a8UQq4dj0
「小林、機銃部隊に通知」
「主砲発射後、目標に向かって一斉斉射だ」
518: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/05/22(日) 22:24:48.40 ID:a8UQq4dj0
「主砲、着弾します!」
大久保の報告と同時に前方に巨大な水柱が上がる
519: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/05/22(日) 22:27:24.67 ID:a8UQq4dj0
「両舷全速前進」
「進路、112度から116度へ」
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