4:名無しNIPPER[sage]
2015/12/26(土) 01:52:40.91 ID:rZ9Qs5coo
書き溜めないのでマイペース更新
長いか短いかも決まってないです
ではまた
5:名無しNIPPER[sage]
2015/12/26(土) 17:09:32.09 ID:vSdakRiu0
乙
6:名無しNIPPER[saga]
2015/12/27(日) 19:04:59.06 ID:2n7j/CLko
「おいしいね」
「はい、おいしいです」
アイスを舐めながら並んで歩く僕と先輩。
7:名無しNIPPER[saga]
2015/12/27(日) 19:24:30.66 ID:2n7j/CLko
「あー、おいしかった」
先輩はアイスを舐め終わるまでに5、6回ほどおいしいを口にした。
決して、このアイスが特別おいしいわけではないと思う。
名残惜しそうにアイスの棒を舐める先輩。
8:名無しNIPPER[saga]
2015/12/27(日) 20:15:07.89 ID:2n7j/CLko
「キミは海、よく来るの?」
「いえ、ほとんど。海に繋がってるかどうかもうろ覚えでした」
海水がギリギリ届かない辺りの波打ち際に立つ先輩。
9:名無しNIPPER[saga]
2015/12/27(日) 21:11:58.15 ID:2n7j/CLko
「……あ」
はしゃぎ気味に水音を立てていた先輩の身体がぐらりと揺れた。
僕の視界の中でゆっくりと傾いていく先輩。
続いて大きな水音。
10:名無しNIPPER[saga]
2015/12/27(日) 21:40:58.90 ID:2n7j/CLko
とりあえず波打ち際から避難してきた先輩と僕。
日陰にいても寒いだけなので日向に並んで座る。
この陽射しの強さだ、しばらくこうしていれば乾いてくれそうなものだが。
「……っしゅん」
11:名無しNIPPER[sage]
2015/12/27(日) 21:44:49.33 ID:2n7j/CLko
つづく
12:名無しNIPPER[saga]
2015/12/29(火) 12:54:45.64 ID:F1HAyKSGo
「本当に大丈夫ですか、先輩」
「大丈夫だってば。心配性なんだから」
服からぽたぽたと雫を垂らせながら歩く僕と先輩。
13:名無しNIPPER[saga]
2015/12/29(火) 12:59:50.38 ID:F1HAyKSGo
「……んっ……ぐ」
「……先輩、それは?」
言ってからまぬけな質問をしたものだと自分で思った。
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