過去ログ - こしみずさち〇こ
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2:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/17(日) 01:59:44.19 ID:wgBKFXiq0
1、

 最初は本当に奇跡だった。

その頃の俺は所謂新人プロデューサーで、先輩の手伝いをしてるだけの扱いやすい後輩ポジションだった。
以下略



3:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/17(日) 02:00:53.04 ID:wgBKFXiq0
2、

 ショッピングモールで出会った子からの連絡は来なかった。

でも、それが悲しいとかそういう感情には不思議とならなかった。
以下略



4:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/17(日) 02:01:27.38 ID:wgBKFXiq0
困惑した顔だけど、そこには今まで自分が見たことがないと断言できる美少女が居た。

あぁ、この子の笑顔が見たい。それも、自信満々の笑顔が!

「可愛い!本当に可愛い!!」
以下略



5:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/17(日) 02:02:12.50 ID:wgBKFXiq0
3、

 そして、そのすぐ後に……俺とあの子のストーリーはついに動き出すことになった。

事の発端は、メイク体験をした数日後のことだった。
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2016/01/17(日) 02:03:46.57 ID:wgBKFXiq0
4、

 俺と幸君のアイドル活動は協力者のメイクさん以外の誰にも明かさず内密にスタートした。

最初にやったことは、所作の訓練とメイクや髪型のセット、そして……キャラクター作りだった。
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7:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/17(日) 02:04:36.96 ID:wgBKFXiq0
5、

 一言目いや、幸君の両親からの言葉は全て俺への攻撃だった。

それはそうだ。
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8:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/17(日) 02:05:14.04 ID:wgBKFXiq0
6、

 ボクが一番カワイイに決まってますよ。プロデューサーさんはそんなコトも分からなかったんですか? 失礼ですね!
いいです、許してあげます!その代わりにボクがカワイイって証明するの手伝って下さいね!

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9:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/17(日) 02:06:03.23 ID:wgBKFXiq0
7、

 こんなにカワイイボクとのショッピングなんですから、プロデューサーさんは荷物持ちでも光栄に思うべきです。


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10:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/17(日) 02:06:52.68 ID:wgBKFXiq0
8、

 ライブでの成功をきっかけに幸子の認知度はぐんぐん上がっていた。

学校の成績もちゃんと上がるようにサポートしていた。
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11:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/17(日) 02:08:13.45 ID:wgBKFXiq0
9、

 俺は絶望した。約束を果たせなかった自分に……信じてくれた幸子をちゃんと輝かせていなかった自分に……

同僚や先輩方からは、大出世だとお褒めの言葉をいただいたけれど……心は晴れなかった。
以下略



12:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/17(日) 02:09:38.47 ID:wgBKFXiq0
「プロデューサーさんの好きなように愛していいんですよ?ボクのことが好きなことくらい知ってますから」

その言葉が決壊の一言だった。

俺は、気が付けば幸子を押し倒していた。
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