過去ログ - 佐久間まゆ「白くて苦い……」一ノ瀬志希「Love Potion♪」森久保乃々「えっ」
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22: ◆Freege5emM[saga]
2016/05/15(日) 19:23:30.71 ID:NK3nDXGso


「――ねぇ、まゆちゃん。何かさ、大事なコト忘れてなーい?」

まゆさんがプロデューサーさんとの出会いを語っていたのを、志希さんが遮りました。
以下略



23: ◆Freege5emM[saga]
2016/05/15(日) 19:24:04.20 ID:NK3nDXGso


「あ……あの時のプロデューサーは、確か……そうです、志希さんが地元の盛岡で仕事してた帰りで……
 ごめんなさいっ、決して、志希さんをないがしろにするつもりでは……」
「いいよー。まゆちゃん、運命の出会いであたしの存在が記憶から霞んでたようだけど。
以下略



24: ◆Freege5emM[saga]
2016/05/15(日) 19:24:32.10 ID:NK3nDXGso



「運命といえば、まゆちゃんのデビュー曲もそんな感じの歌詞だったよね?
 “スキスキスキあなたがスキ だって運命感じたんだもの♪”なーんて」
以下略



25: ◆Freege5emM[saga]
2016/05/15(日) 19:26:05.07 ID:NK3nDXGso


「――あっ、見てみて、もりくぼちゃん!」

もはや何の遠慮もなく、まゆさんの日記をめくる志希さんが、
以下略



26: ◆Freege5emM[saga]
2016/05/15(日) 19:26:40.01 ID:NK3nDXGso

「あとは……もりくぼちゃんに、あのドラマのハナシしてあげよーよ。
 オフィーリアをモチーフにしたアレ……『夏の秘め事』だっけ?」
「……あの時は、色々言われましたね……『モデル上がりは演技が下手』って、
 面と向かって言われたこともありました……」
以下略



27: ◆Freege5emM[saga]
2016/05/15(日) 19:27:09.38 ID:NK3nDXGso



その後も、もりくぼは紅茶をお供にして、まゆさんと志希さんから、
まゆさんとプロデューサーさんの活動について話を聞きました。
以下略



28: ◆Freege5emM[saga]
2016/05/15(日) 19:27:41.68 ID:NK3nDXGso



「まゆちゃんにソコまでさせてるのに、
 うちのプロデューサーったら、ホント、しょうがないよねぇ……」
以下略



29: ◆Freege5emM[saga]
2016/05/15(日) 19:29:55.10 ID:NK3nDXGso

志希さんは、落ち着いた口調で――しかし、明らかに怒っていました。
それは、態度の煮え切らないまゆさんか、
惚れ薬実験を邪魔立てするもりくぼへ向けたもの……かと思いましたが……

以下略



30: ◆Freege5emM[saga]
2016/05/15(日) 19:30:22.56 ID:NK3nDXGso




志希さんは、もりくぼの反論を意に介していないようでした。
以下略



31: ◆Freege5emM[saga]
2016/05/15(日) 19:31:34.67 ID:NK3nDXGso


しばらくたって、沈黙と視線に打ちひしがれていたもりくぼに、
まゆさんが手を重ねてきました。昨夜より、少しだけ女の子らしい温かさでした。

以下略



32: ◆Freege5emM[saga]
2016/05/15(日) 19:33:06.95 ID:NK3nDXGso



それから数日後、まゆさんは仕事へ復帰しました。
本調子ではないようですが、周囲の方は病み上がりのせいと納得しているようです。
以下略



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