過去ログ - 開かない扉の前で
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913:名無しNIPPER[sage]
2017/11/21(火) 07:25:42.36 ID:KMkGYStO0
おつです


914:名無しNIPPER[saga]
2017/11/24(金) 00:56:49.61 ID:pmjGcbbto




 僕とざくろだけが、展望台に取り残された。
以下略



915:名無しNIPPER[saga]
2017/11/24(金) 00:57:24.18 ID:pmjGcbbto


「あなたはどうするの?」とざくろは言う。

 僕は答えられなかった。
以下略



916:名無しNIPPER[saga]
2017/11/24(金) 00:57:52.50 ID:pmjGcbbto





以下略



917:名無しNIPPER[saga]
2017/11/24(金) 00:58:18.23 ID:pmjGcbbto




「つまらない、ね」
以下略



918:名無しNIPPER[saga]
2017/11/24(金) 00:59:12.09 ID:pmjGcbbto

「何がおかしいんだ?」

「ううん。誰かを傷つけた人間が平然としてるのって、おもしろい。それって、もっとなじってほしいって意味でしょう?」

以下略



919:名無しNIPPER[saga]
2017/11/24(金) 00:59:38.57 ID:pmjGcbbto

「傷つけられた人間は、誰かを傷つけてもいい?」

「……」

以下略



920:名無しNIPPER[saga]
2017/11/24(金) 01:00:22.84 ID:pmjGcbbto

 傷つけることを肯定すれば、僕は姉が愛奈にしたことを認めることになる。
 姉を許してしまうことになる。

 けれど、姉を許さないことは、姉のしたことを間違いだったと思うことは、
以下略



921:名無しNIPPER[saga]
2017/11/24(金) 01:00:50.77 ID:pmjGcbbto

 だから僕たちは、正しさなんて言葉とはさっさと手を切ってしまえばいい。
 正しさとか、間違いとか、そんな言葉遊びに付き合ってやる必要なんてない。

 それは単に、「それがあった方が円滑に話が進むから」という、ただそれだけのルールに過ぎない。
以下略



922:名無しNIPPER[saga]
2017/11/24(金) 01:01:23.70 ID:pmjGcbbto



 ――怖くない?

以下略



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