過去ログ - ダイヤ「あ、この写真…。」
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42:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 20:15:31.38 ID:zsoczlY00

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鞠莉の家への帰り道。大人しく手を引かれるダイヤも、手を引く鞠莉も一言もしゃべらない。
ダイヤの軽い荷物を背負って隣で歩く私も、何か話す気分にはなれなかった。
以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 20:18:08.16 ID:zsoczlY00

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隣で果南が泣いている。自分も泣きたい気分だった。ぐっと唇を噛んで涙を抑える。

以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 20:20:38.47 ID:zsoczlY00


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ダイヤ「笑ってくださって構いませんわ。」
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45:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 20:23:38.35 ID:zsoczlY00
2人は、そんなこちらに真剣な目を向けている。
やめて。そんな真剣にとらえないで。わたくしがのろまなだけなのに、わざわざ同じ位置まで降りてくる必要なんか…。

果南「ダイヤ、私も、笑ったりしないよ。さっき言ったよね。ずっと一緒にいる。ダイヤだけ置いて行っても、意味ないんだよ。」

以下略



46:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 20:29:57.04 ID:zsoczlY00
だと言うのに、2人は嬉しそうに――、そう、本当に嬉しそうに微笑むのだ。
最近ですっかり穴だらけになってしまった胸を、柔らかい光が満たす。それは今の光。今目の前の2人の笑顔。

ダイヤ「わたくしは、結局スクールアイドルが大好きなのですわ。そしてμ'sも。μ'sは、3年生が卒業すると同時に解散しましたわね。
    ではAqoursは?わたくしたちのAqoursは、メンバーが替わってもAqoursでいられるのでしょうか。」
以下略



47:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 20:33:08.65 ID:zsoczlY00


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喫茶店開いてませんわね…。もう夜だもんね。あ、クリーム、クリーム買いに行きましょ!
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48:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 20:36:47.23 ID:zsoczlY00
果南「鞠莉、これ…。」

鞠莉「残念ながら新品だけどね。それでも。」

鞠莉「ねえダイヤ、曲、作ろう?3人で歌って、踊るの。ダイヤと果南と私の、3人で。
以下略



49:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 20:42:09.23 ID:zsoczlY00

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50:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 20:46:23.53 ID:zsoczlY00
ルビィ「ルビィね、気づいてたんだ。お姉ちゃんが最近うなされてるの。朝、気分悪そうにしてるの。
    それで必死に、なんでだろうって考えたんだ。」

ルビィ「そしたらね、きっと大掃除の日からだって。あの写真を見つけた日からだって気づいたんだ。だから。」

以下略



51:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 20:48:50.72 ID:zsoczlY00
ルビィ「お姉ちゃん、そんな!」

ダイヤ「ですが!!」

ルビィ「え?」
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