703:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 23:18:28.22 ID:vwx1JBxi0
ガンツのミッションの翌日。
凛の家の近くの公園。
夕暮れ時、二人の少女がベンチに座っていた。
704:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 23:18:57.19 ID:vwx1JBxi0
卯月「本当に、命をかけたゲームなんですよね……」
未央「そだね……」
二人が思い出すのは、黒服たちに向けられたマシンガンの銃口。
705:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 23:19:37.39 ID:vwx1JBxi0
未央「……しまむー、あのゆびわ星人ってのだけじゃないよ」
卯月「っ!」
未央の零した言葉に卯月は息が詰まった。
706:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 23:20:08.33 ID:vwx1JBxi0
卯月「未央ちゃん。私、強くなります」
未央「えっ?」
卯月は持ってきていたバックを開き中のものを未央に見せる。
707:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 23:20:48.03 ID:vwx1JBxi0
私は今頭を抱えている。
その原因はさっき私の家に来た未央と卯月が言った言葉。
これからは狩りの時、私に守られなくてもいいように自分たちの力で生き残って見せると言い出した。
708:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 23:21:56.61 ID:vwx1JBxi0
凛「……それなら戦い方を変えるよ。この前みたいに私達は空中で敵を探して二人は敵を見つけたら転送してもらう、この戦い方なら……」
卯月「この前みたいに落とされちゃったらどうするんですか?」
凛「……」
709:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 23:22:45.02 ID:vwx1JBxi0
未央「……私もやれるよ」
凛「未央……」
未央「二人が危ないとき、そんな時はどんなことをしても二人を守ってみせる、撃つしかなかったら撃ってみせるよ……」
710:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 23:23:55.51 ID:vwx1JBxi0
卯月「人の姿をした生き物を撃つなんて、そんな辛い事をさせてしまってごめんなさい……」
未央「しぶりん、こんなに震えて……辛かったんだよね……」
凛「……え?」
711:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 23:25:00.75 ID:vwx1JBxi0
凛「……二人ともありがとう。二人の気持ち、伝わったよ」
凛「これからはさ、二人が強くなれるように私も協力するよ」
卯月「本当ですか!」
712:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 23:25:34.66 ID:vwx1JBxi0
6.吸血鬼編 おしまい。
今日はこの辺で。
1002Res/774.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。