787:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:16:33.83 ID:TVHafHan0
凛「そんな顔しないでよ……慣れだよ、慣れ。何度もやってれば二人ともできるようになるって」
卯月「そ、そうですか……が、頑張ってみますね……」
未央「慣れ……慣れかぁ……そっかぁ……」
788:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:17:27.95 ID:TVHafHan0
しばらくキャッチボールを続けて、50個ほどボールが減った頃。
未央「やっぱり無理! というか夜にこんな速さのボールを取るのなんて無理だって!」
卯月「うぅ……私、取るどころか、当たってばっかりで、ドッジボールをしているみたいです……」
789:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:18:14.13 ID:TVHafHan0
まだまだやる気を見せている二人に、丁度いい頃合だと思い、次の訓練の提案をする。
残りのボールを、銃で撃ってもらう訓練を。
凛「二人とも、そろそろ次の訓練に移ろうか」
790:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:18:58.38 ID:TVHafHan0
やっぱりまだまだ銃に対する抵抗があるか……。
剣みたいに木を斬る道具だと思いこませれないし、この銃はデカ銃と違って撃ったら対象が破裂する銃だ。
うまく誤魔化して使わせることができない……。
791:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:19:39.28 ID:TVHafHan0
二人の訓練を始めて2週間近く経った。
その間に、玄野たちとの合同訓練もやったりして、チームとしての訓練も順調にできている。
玄野は私を中心にした戦闘訓練をしたいみたいだけど、私は二人との訓練を優先にしているから二人が育ちきるまでは待ってほしいと保留にしてある。
792:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:21:01.05 ID:TVHafHan0
凛(ロボットの中にしよう。あそこならコクピットを閉じてしまえば1対1、そうなればあの男が何をしてこようとも何とかできる)
凛(決定。そうなったら夜の内にロボットをどこかに転送しておいて透明化をかけておかないと)
私はすぐに家を出て、いつもの訓練場とは別の山の中腹にたどり着きロボットを転送する。
793:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:22:12.25 ID:TVHafHan0
次の日、私は透明化したロボットの上からフル装備であの男を待ち構えている。
ハードスーツを身に纏いバイザーを装着して、
リンクシステムはすでに起動し黒球は展開済み。
794:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:22:59.86 ID:TVHafHan0
私は透明化を解除し、男の前に姿を現す。
「……ほう」
男は私を興味深そうに見ている。
795:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:24:13.69 ID:TVHafHan0
凛「……まずアンタは何者? ガンツを制御できるって言っていたけどどうやって? カタストロフィって一体何? まずはこの3つの質問に答えてほしい」
「無駄話は嫌いという事かね? まあいいだろう」
男は私の質問に答え始める。
796:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:25:46.17 ID:TVHafHan0
凛「……その、超巨大隕石とか、超巨大宇宙船とかって、何? どういう意味?」
「そのままの意味だ。現在この地球に向かって大質量の何かが向かって来ている。今はまだ太陽系外に存在するその何かだが、確実にこの地球に向かって進行し、カタストロフィの日時に地球に到達することが分かっている」
「それが隕石か宇宙船かの判断はまだついていないが、隕石とは思えない不可解な軌道を描いていることからも宇宙船の可能性が高い。そしてその宇宙船に乗ってやってくるであろう宇宙人は地球を侵略する宇宙人である可能性が非常に高い」
797:名無しNIPPER[saga]
2016/10/30(日) 22:26:43.66 ID:TVHafHan0
落ち着こう。
とにかく落ち着いて整理しよう。
カタストロフィの事はこの男が言っている内容が真実かどうかは分からないから、一旦保留。
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