過去ログ - 【ガルパン】逸見エリカ「友情は瞬間が咲かせる花であり、時間が実らせる果実である」
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名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:04:16.76 ID:+3HHJ9Wn0
〜〜
〜〜
(初めての練習試合……! ここでしっかりアピールしないと……!)
以下略
16
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:05:08.77 ID:+3HHJ9Wn0
〜
『黒森峰女学院の勝利!』
「やった! 私達の勝ちですね!」
「ええ、そうね! 私達の勝利よ!」
以下略
17
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:06:04.67 ID:+3HHJ9Wn0
「お前達」
そんなことを考えていた私の背中に凛とした声が投げかけられる。
その声を聞き間違える訳はないが、まさかという思いと共に振り返る。
以下略
18
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:07:17.04 ID:+3HHJ9Wn0
「何か分からないことや相談があればいつでも聞いてくれ……それから、みほ」
「……はい」
西住隊長は大喜び小喜びの私達から、西住みほへと視線を移す。
以下略
19
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:08:10.58 ID:+3HHJ9Wn0
「しっかりしなさいよ……戦車に乗ってる間はあんなにハキハキしているのに」
言ってやると、西住みほはビクッと体を一度、震わせた。
……言葉を間違ったらしい。
以下略
20
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:09:44.01 ID:+3HHJ9Wn0
「で、でも……私は西住流に生まれたってだけで、お母さんやお姉ちゃんとは全然違って、ダメダメだし……」
「そんなに自分を卑下しない!」
「はっはい!?」
いくら励ましてあげてもこれではなんだか腹が立ってきたので、声が大きくなってしまった。
以下略
21
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:10:51.24 ID:+3HHJ9Wn0
「私が……副隊長……」
「私と、逸見さんが……」
思い浮かべる。
以下略
22
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:12:45.04 ID:+3HHJ9Wn0
〜〜
「……」
「就任おめでとう。副隊長さん」
以下略
23
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:13:34.13 ID:+3HHJ9Wn0
「自信が無いわけ?」
「うん……私は一年生だし、黒森峰には実力も経験も上で、私より副隊長に向いてる先輩がたくさんいるから」
「……先輩達に、何か言われた?」
「ううん、直接は……あっ!」
以下略
24
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:14:35.91 ID:+3HHJ9Wn0
「そうよ。信頼を感じることこそあるけど、隊長はアナタにとても厳しいわ。絶対に、贔屓なんかしない。アナタは純粋に能力で副隊長に選ばれたの。隊長にも、他の先輩も、私も持っていない、アナタだけが持っているものを評価されて、ね」
「私だけが持っているもの……お姉ちゃんにも、言われたけど……そんなの、本当に、あるのかな」
隊長と同じ目を持っていたことが少し嬉しいが、それは今どうでもいい。
以下略
25
:
名無しNIPPER
2016/09/24(土) 02:17:52.88 ID:+3HHJ9Wn0
〜〜
「残念ながら10連覇は逃してしまったが、記録はいつか止まるもの。そして、準優勝は立派な記録だ。みんな、胸を張れ」
〜
以下略
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