118:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:04:06.24 ID:3gpYRlk40
氷でできた空洞をキルリアは駆け抜けます。
この先に自分が望んだものがある。
空洞を抜けたその先に待っていたのは・・・。
119:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:04:34.14 ID:3gpYRlk40
「それが其方の答えかえ?」
そんな三匹の後ろで冷たい声が響きます。
そこにいたのはユキメノコ。
120:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:05:05.54 ID:3gpYRlk40
まぶしくきらきらと輝く光で、徐々に意識がはっきりとしていきます。
キルリア「ここは・・・」
マンムー「お主達、戻ったか」
121:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:05:44.64 ID:3gpYRlk40
マンムー「手に取ってご覧」
マンムーが優しくそう言います。
その言葉にキルリアは少しうなずくと、輝く石を手に取りました。
122:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:06:11.70 ID:3gpYRlk40
マンムー「そう。キルリアは目覚め石によって進化する」
しかし、その姿はモウカザル達が見知った姿ではありません。
マンムー「正義の心を持ったエルレイドにな」
123:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:07:07.29 ID:3gpYRlk40
エルレイド「じゃあ、ボクはあいつと戦えるんだ!」
マンムー「ああ。じゃがようやく戦えるようになっただけ。あやつに勝てるかどうかは別問題じゃ」
たしかにあのキリキザンに勝てるかどうかはまだわかりません。
124:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/17(木) 16:50:21.05 ID:m7NAtdw70
深々と積もっていた雪はやがてその姿を消し、地面には灰色の岩場が顔を覗かせていました。
空にも分厚い灰色の雲がかかり、草木はなくごつごつとした冷たい岩場が続くだけ。
モウカザル「ここが北の大地・・・」
125:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/17(木) 16:51:07.97 ID:m7NAtdw70
すると、どこからともなく不気味な声と共に黒い影が三匹の前を横切っていきます。
ズルズキン「てめえらは・・・あの時の!」
三匹の前に現れたのはヘルガーと四匹のデルビルたちでした。
126:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/17(木) 16:51:42.46 ID:m7NAtdw70
ズルズキン「旦那、兄貴!」
ヘルガー「よそ見する癖は治ってないみたいだな!噛み砕く!!」
モウカザル達に気を取られたズルズキンの脇腹にヘルガーの鋭い牙が突き刺さります。
127:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/17(木) 16:52:14.67 ID:m7NAtdw70
ズルズキン「ぐっ・・・一体どうしたんだ・・・」
エルレイド「ズルズキン、じっとして。今癒しの波動を使うから」
ズルズキン「すまねえ・・・兄貴・・・」
128:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/17(木) 16:52:44.50 ID:m7NAtdw70
エルレイド「あのポケモンってあの時の!」
モウカザル「バルジーナに襲われてたポケモンだ・・・!」
アブソルはもう一度咆哮をあげるとヘルガーに向かって突進していきます。
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