過去ログ - 【ペルソナ5】死がふたりを分かつまで【佐倉双葉SS】
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5:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:26:25.18 ID:YOv8t40L0


「双葉、待った?」

ブチ公前で待っていると、暁が走ってきた。
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:29:12.64 ID:YOv8t40L0

暁と二人きりでとは言わない。そうじろうに暁と付き合ってることはまだナイショ。
万が一にでも追い出されちゃいけないから。そうじろう結構親馬鹿だし。
それに、今はそんな気分じゃない。

以下略



7:隠し事[saga]
2016/11/11(金) 21:30:38.93 ID:YOv8t40L0

渋谷の街を暁と歩き回った。
ただ冷たいだけと馬鹿にしてた雪だけど、暁と一緒だと不覚にもロマンティックとか思ってしまった。
人ごみで逸れないように手を繋いで、あちこち歩いて。
結局ケーキもチキンも買えなかったけど、ただ一緒に過ごせるだけで凄く楽しかった。
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:33:00.96 ID:YOv8t40L0




寝返りを打つ。
以下略



9:12月25日[saga]
2016/11/11(金) 21:35:35.47 ID:YOv8t40L0




翌朝、ルブランに暁はいなかった。
以下略



10:屋根裏部屋の愚者[saga]
2016/11/11(金) 21:38:05.90 ID:YOv8t40L0


月明かりに照らされた床の木目をジッと見つめる。
部屋には月明かり以外、照らすものは無い。
必要が無ければPCもテレビも付けない暁の住むこの屋根裏部屋は静かな空間であるが、今夜の静けさは一層重く広がる。
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:40:00.90 ID:YOv8t40L0

本当は、今も双葉と過ごしていたかもしれない。
自分の傍に身を寄せた時に漂ったシャンプーとは別の甘い香り。
香水を付けることの無い彼女のことだ、鼻腔を擽ったのは双葉自身の香りだろうか。
プレゼントを渡し照れくさそうに微笑む双葉を見た瞬間、背筋をぞくりと甘い痺れが走った。
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:41:02.68 ID:YOv8t40L0
明日、自分は出頭する。
新島の言葉のとおりであれば、獅童の罪の立証を望めども怪盗団という「正義の味方」の存在を望まない大人達によって、戒斗は少年院送りになるのであろう。
それが仲間の為になるのであれば悔いはない。
しかし、自分には取り返しの付かないレッテルが付く。
傷害の前科とは比べものにならない重いレッテルが。
以下略



13:まずはコーヒーを一杯[saga]
2016/11/11(金) 21:44:17.47 ID:YOv8t40L0



肌を刺すような寒さに目が覚めた。
時計を見れば、いつもより一時間も早く目が覚めたようだ。
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:48:07.24 ID:YOv8t40L0




沸騰した湯をゆっくりと注いでいく。
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:51:27.28 ID:YOv8t40L0

「自分達はそんなつもりはなかった、ってよ。笑っちまうよな。小さなガキを人殺しだ、死んじまえだって散々罵っておいてこれだ」

自分の分のコーヒーを淹れると、惣治郎は暁の隣に腰掛ける。

以下略



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