過去ログ - 千歌「会ってみたいのっ! 伝説のポケモンマスター、高坂穂乃果さんに!」
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70:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:24:33.93 ID:iHa0YDGOO
◇――――◇



21:00
以下略



71:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:29:04.35 ID:iHa0YDGOO
ダイヤ「そう、その状況を作ってしまった人物は、おそらく――綺麗ツバサ」


 鬱蒼と茂った樹木の中心で、ダイヤの放った言葉は弾丸のようににこの耳を貫いていく。

以下略



72:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:31:55.69 ID:iHa0YDGOO
 続けようとしたダイヤは、目を大きく見開き、勢いよく背後に振り返る。持っていた懐中電灯の灯りを、月明かりの届かない樹木の間へと向ける。


ダイヤ「!!」

以下略



73:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:34:06.28 ID:iHa0YDGOO

 ダイヤに向けて拳の棘を使った刺突"どくづき"を放ったのだろう、とにこはすぐに理解した。生身の人間がどくづきを受けたのだとしたら今頃は鮮血に染まっているはずだ。ダイヤの元に駆け寄ると鳩尾付近を抑えて苦しんでいたが、その兆候は見られない。


 咄嗟に避けたのだ、すなわち今苦しんでいるのはドクロッグが放った打撃によるもの。
以下略



74:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:35:21.49 ID:iHa0YDGOO
 ドクロッグが動かないことを確信。それは――トレーナーからの次の指示がないからだ。近くにトレーナーがいる。周囲に向けて荒げるにこにドクロッグは三白眼の瞳を向ける。


「よく躱してみせた、敬意を表するよ」

以下略



75:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:37:32.05 ID:iHa0YDGOO
 ジムリーダーとなって約一年、様々なポケモンを見てきたにこは、英玲奈のドクロッグが普通ではない鍛えられ方をしているのがなんとなくわかってしまった。

 そう、レギュラーではないポケモン達で相手にするのは厳しいと判断せざるを得ないほどに。

 だからと言って見逃す訳には行かない。
以下略



76:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:39:43.77 ID:iHa0YDGOO
にこ「ダイヤ! ダイヤ!」


 肩を揺するにこの行動虚しく、ダイヤの身体には異物が侵入してしまっている。ドクロッグの毒袋から生成されるおぞましき毒物は、人間だとかすってしまうだけで死の扉が見えてくるほどだ。

以下略



77:名無しNIPPER
2017/01/13(金) 02:42:37.74 ID:iHa0YDGOO

 向かうは病院、もう少し拓けたところまで戻ったら助けを呼ぶしかない。正規のコースから外れた現在の場所では、救助を呼ぼうにも呼べないでいた。



以下略



78:名無しNIPPER[sage]
2017/01/13(金) 09:17:53.43 ID:KAelMSpH0
レス入れるタイミングが難しいけど面白いよ


79:名無しNIPPER[sage]
2017/01/13(金) 10:50:43.36 ID:tlm4e4fA0
初っぱなからなかなかハードだな


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