過去ログ - 李衣菜「…ここどこ?」
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38: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/12(木) 21:18:02.76 ID:gex3pyg2O
「…」

手を伸ばしたが、あまりにも弱々しかった為に気づいてはもらえなかった。

里奈は恐らく病院の調理場に向かったのだろうか。
以下略



39: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/12(木) 21:18:57.60 ID:gex3pyg2O
…。

「フン…第一段階は終了というわけか?ガテゾーン」

「どうだかな。何にしても状況が悪過ぎた」
以下略



40: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/12(木) 21:19:38.63 ID:gex3pyg2O
「美味しい?だりなちゃん」

「うん。おかげで力が湧いてきたよ」

「そんなすぐ治らないよ!ちゃんと寝てなきゃ!」
以下略



41: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/12(木) 21:20:22.76 ID:gex3pyg2O
…。

「…ッ…」

少女は、焦っていた。
以下略



42: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/12(木) 21:21:09.18 ID:gex3pyg2O
気づいた時には、自分は既に何処か知らない街の中。

平日の深夜でも、早朝でもないというのに、行き交う人の姿は一人としていない。

当初はパニックになってしまったが、彼女の持ち合わせる性格が、少しして冷静さを取り戻させた。
以下略



43: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/12(木) 21:21:55.58 ID:gex3pyg2O
「…」

蓋を開けて、一瞬、止まる。

中に入っていたのは、想像していたものとは遥かに違う。
以下略



44: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/12(木) 21:22:32.26 ID:gex3pyg2O
彼女の精神年齢は、見た目と裏腹に、随分と落ち着いたそれとなっている。

だからか、何かにそのストレスをぶつけることまではしなかった。

「…」
以下略



45: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/12(木) 21:23:15.54 ID:gex3pyg2O
「…」

ふと、泣き止む。

そして、神経を研ぎ澄ます。
以下略



46: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/12(木) 21:23:58.99 ID:gex3pyg2O
クライシス帝国。
ガテゾーン。
ガンガディン。

自分の人生では恐らく一度も聞いたことはない。
以下略



47: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/12(木) 21:24:47.68 ID:gex3pyg2O
そして、再び両腕を上げる。

こちらに照準を合わせるような音が聴こえる。

「…」
以下略



48: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/01/12(木) 21:25:27.01 ID:gex3pyg2O
携帯電話をベルトに装填。

直後に自身の身体を襲う、熱。

痛みというよりも、熱い。
以下略



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