320:名無しNIPPER[saga]
2017/02/04(土) 02:01:27.95 ID:4ghH70Iao
イオリ「私を誰だと思っている?
全宇宙を統べるハルシュタイン軍、作戦司令イオリ。
ただ敗北するだけの結末など、受け入れるはずはない……!」
アミ「――っ!?」
321:名無しNIPPER[saga]
2017/02/04(土) 02:03:13.17 ID:4ghH70Iao
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ハルシュタイン「期待していなかったとは言え、こうなるとやはり失望は深いな」
322:名無しNIPPER[saga]
2017/02/04(土) 02:05:47.46 ID:4ghH70Iao
ああ、と短く返答したハルシュタインに敬礼を返し、マコトは背を向けて退室する。
すると扉の前で待機していたヤヨイが、待ちかねたというように隣に寄ってきた。
ヤヨイ「団長、やっと私の出番ですか? 出番ですよね?」
323:名無しNIPPER[saga]
2017/02/04(土) 02:06:15.81 ID:4ghH70Iao
今日はこのくらいにしておきます
続きは多分明日の夜投下します
324:名無しNIPPER[sage]
2017/02/04(土) 22:17:29.76 ID:qfEGdNJXo
乙です
325:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 20:08:27.16 ID:sKfYX8RPo
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イオリの襲撃により、地球における束の間の平和が終わりを告げたその頃。
時を同じくし、地球から遠く離れた地では
326:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 20:09:50.04 ID:sKfYX8RPo
唖然として円盤を見上げ続けるヒビキを囲んで、
アニマルロボたちも唸り声を発しながら上空を睨みつける。
タカネの声以外は一切の音もなく、円盤は空中で静止するように浮遊していた。
と、その円盤に動きがあり、ヒビキは反射的に片足を引いて警戒の構えを取る。
円盤はやはり音もなく、ゆっくりと高度を下げ、
327:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 20:11:14.70 ID:sKfYX8RPo
しかしヒビキの逡巡は、耳元で発せられた鳴き声によって終わる。
ヒビキ「……ハム蔵……」
鳴き声の主の名を、ヒビキは呟いた。
328:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 20:13:30.76 ID:sKfYX8RPo
向かう先は、秘宝の眠る神殿。
覚悟はたった今決まった。
自分の役目は、宝を守ること。
それがアニマの巫女の使命なのだから。
329:名無しNIPPER[saga]
2017/02/05(日) 20:16:16.36 ID:sKfYX8RPo
そのあまりの巨大さに、ヒビキは僅かの間ながら息をするのも忘れた。
しかしすぐに再び踵を返し、全速力で森の中を駆ける。
それと同時に、後方からヒビキの耳に不吉な音が届いた。
見れば以前タカネが来訪した際にも現れたロボット群が、
森の中に炎をまき散らしながら侵攻している。
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