過去ログ - 無尽合体キサラギ
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627:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 22:32:04.42 ID:kHht+3Bto
マミ「これ見て! シールを剥がした跡がある!」

アミ「ほんとだ……。じゃあ、一回剥がして、貼り直したってこと……!?」

マミ「多分そうだよ! ヤヨイっち、開けてくれたんだ!」
以下略



628:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 22:34:15.40 ID:kHht+3Bto
そこにあったのは、二つの髪飾りであった。
しかし、アミとマミがヤヨイのために買ったものとは、違うものだった。
黒い、すこし大人びた雰囲気を放つそれをマミは取り出し、片方をアミに手渡す。
二人はその髪飾りに見覚えがあった。

以下略



629:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 22:37:27.77 ID:kHht+3Bto
アミはベッドに腰掛け、髪飾りを両手で握り締める。
マミはそんなアミの肩を、優しく抱きしめる。

アミ「仲直り、できたんだよね……? 私たち、もう一回友達になれたんだよね……?」

以下略



630:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 22:42:05.98 ID:kHht+3Bto



タカネ「……おや、もう時間ですか」

以下略



631:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 22:48:05.56 ID:kHht+3Bto
地球から遠く離れた緑の惑星、アニマ。
その一画で今、賑やかな食事が始まった。
星を襲撃したもの、されたもの。
機体を破壊したもの、されたもの。
全てが一様に同じ食卓を囲むこの光景には、
以下略



632:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 22:49:30.39 ID:kHht+3Bto
ヒビキ「そう言えば、タカネがここに来てから今日で一週間だよね。
    妹のこと、本当にいいのか? 自分は別に、無理して居てもらわなくても……」

タカネ「ヒビキ。そのことについては、もう散々話し合ったはず。
    元気にやっていることさえ分かれば、今はそれでよいのです」
以下略



633:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 22:52:48.28 ID:kHht+3Bto
らぁめんとは全く異なった料理。
わかるのは米と野菜と肉で、
白い米とコントラストなす半液体状の何か。
まだ数口食しただけであるが、辛味の中に内包された豊かな味わいに、
タカネはもうすっかりこの料理が気に入ってしまっていた。
以下略



634:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 22:56:12.16 ID:kHht+3Bto
タカネ「……食とは文化であり、人を表すものでもあります。
   その人の経験や思い出によって、美味と感じる味は変わってきますから……。
   きっとアミとマミにとっては、大きなにんじんと小さいじゃがいもが、
   彼女たちの人生の中に大切なものとして刻まれているのでしょう」

以下略



635:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 23:02:09.65 ID:kHht+3Bto



マミ「ほらアミ、早く走って! 急がないとお昼休み終わっちゃうよ!」

以下略



636:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 23:03:43.28 ID:kHht+3Bto
そうして、なんとか休憩の終わりまでにいつもの昼食場所に着いたアミとマミ。
そこで二人は包みを広げて弁当箱を取り出し、元気よく手を合わせた。

アミマミ「いっただきまーす!」

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