過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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876:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:38:20.95 ID:ha7ZcpN9o
ダイヤ「………けれど、諦めません」

絵里「どうして?」

ダイヤ「どうして?……ふふっ。やはり、今の冷たい貴女はわたくしの大好きなエリーチカとは別人なのですね」
以下略



877:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:39:28.22 ID:ha7ZcpN9o
転がり、転がって滑り、絵里の体は自ら打ち立てた氷柱へとぶつかって止まる。
仰向けに倒れた姿勢、呻いて手を伸ばし…ぱたりと落とす。


絵里「……あり、がとう…」
以下略



878:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:39:58.07 ID:ha7ZcpN9o



爆音、飛沫。東からは冷風。
随所から吹く激戦の風に、ロクノシティが燃えている。
以下略



879:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:40:31.27 ID:ha7ZcpN9o
ダブルバトル形式にせよ、フィールドが広い。
ならば戦闘のベースはマンツーマンのイメージ。そこに適宜、連携を編み込んでいく。
その方が却って柔軟に当たりやすいものだ。

だとして、自分が意識するべきは高海千歌とかいう少女。
以下略



880:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:41:03.25 ID:ha7ZcpN9o
聖良は思考する。

遮蔽物のない河川敷、力と力をぶつけ合うには最適のフィールド。
外的要因が少ないということはつまり、純粋な戦闘力がモノを言いやすい、格下が番狂わせを起こしにくい環境ということ。

以下略



881:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:41:36.10 ID:ha7ZcpN9o
聖良と理亞、距離を置いていた二人が始動する。
応じ、千歌とルビィもいよいよ臨戦へ。


ルビィ「く、くる!千歌ちゃんっ」
以下略



882:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:42:22.16 ID:ha7ZcpN9o
そう、聖良は既に向かってきている。
千歌はUB二体に立ち向かわなければならないのだ!
ボールへと手をかけ、その中から素早く二つを選ぶ。開閉スイッチへと指を乗せる。

“勝ちたい!”
以下略



883:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:42:48.34 ID:ha7ZcpN9o
マッシブーンはタイプ一致、格闘の大技である“ばかぢから”を中断して後ろへと飛び退いている。

「退いて」

そう命じたのは聖良だ。
以下略



884:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:43:16.33 ID:ha7ZcpN9o
千歌の周囲を炎が取り巻いている。
その背後には大きな…黒と金、炎で彩られたポケモンが。
まるで三国志、中国甲冑を思わせる威容。武に秀で、炎を纏った豚の姿。
逞しい四肢は力感を宿し、千歌を守るべく大きく振るわれる。

以下略



885:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 20:44:01.28 ID:ha7ZcpN9o
強さ。
定義がひどく曖昧なそれは、多元的に語られなくてはならない。

トレーナーが強さを求めるには、ポケモンを強く育てるしかない?
当然だが、そんなことはない。
以下略



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