81: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:45:34.26 ID:LzjXz4kL0
「私ね、昔から花を育てるのが苦手だったの。
ついつい水や肥料をあげすぎて、根腐れを起こさせてしまって。
82: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:46:04.43 ID:LzjXz4kL0
「もう、やめにしましょう。ごめんなさい、重くて……」
83: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:46:34.41 ID:LzjXz4kL0
「こんなこと、一回しか言わないから、聞き逃さないでよ」
84: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:47:03.12 ID:LzjXz4kL0
「下界に来てすぐのころに、私は積極的に外に出ていた。
85: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:47:31.81 ID:LzjXz4kL0
「中にあるものは外からはよく見えないし、気付かれない。
86: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:48:19.01 ID:LzjXz4kL0
「でも、ヴィーネは私を見捨てなかった。
87: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:48:49.37 ID:LzjXz4kL0
「……好きに、なっちゃうでしょ」
88: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:49:18.49 ID:LzjXz4kL0
ガヴはこほんとわざとらしく咳ばらいをして、優しい眼差しを私に向けた。
89: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:49:45.84 ID:LzjXz4kL0
「そんなヴィーネが好きだよ」
90: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:50:26.22 ID:LzjXz4kL0
それから先は、混乱もあって、あっという間だった。
91: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:50:54.40 ID:LzjXz4kL0
「今日の所は、これで勘弁してくれ」
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