げんきいっぱい5年3組 (オリジナル百合)
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95: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 20:13:27.47 ID:pCqT42gVO
「ふふ……ふふふッ」
急に笑えてきた。
「な、なに」
96: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 20:34:01.35 ID:pCqT42gVO
そんなことするわけないのに。
やり直したかったことはそんなことじゃない。
やりたかったこと、できなかったこと。
そう、まずは――しなければいけなかったこと。
私自身がいつまでも過去にとらわれていた。
97: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 20:47:36.53 ID:pCqT42gVO
「ごめんね、大人になっても絶対謝りにいくから」
「はい?」
彼女は、意味不明、と呟いた。
98: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 21:15:37.93 ID:pCqT42gVO
「怒らないよ、でも、ももちゃんのお気に入りにはなれない」
「なんでよ、どうせあなたもう一緒にいる友達いないでしょ」
「今から、やり直してくるよ」
99: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 21:17:15.61 ID:pCqT42gVO
ごめんね、やすは。
私は扉に手をかけた。
約束、破るね。
「ちょっと行ってくる」
100: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 21:34:39.07 ID:pCqT42gVO
みやちゃん達がいる部屋の前に立って、深呼吸した。
「それいるの?」
「いるよ」
101: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 21:43:53.13 ID:pCqT42gVO
「え」
と、私はみやちゃんとももちゃんを交互に見た。
「鳴ってたから、うるさいし、止めようと思ってただけよ」
102: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 21:57:57.99 ID:pCqT42gVO
携帯はそのまま、ももちゃんの足元に滑っていった。
ももちゃんはそれを掴み上げ、口元を引くつかせた。
そして、そのまま、こちらに向かって進んできて、手を上げた。
叩かれる。と、みやちゃんは直感で感じたようで、両腕を頭上でクロスさせた。
ももちゃんは今まで見たことも無い冷たい目で、手を振り下ろした。
103: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 22:08:34.05 ID:pCqT42gVO
「私はみやちゃんのこと友だちだと思うし、好きだよ。ただ、ももちゃんをこれからもいじめるって言うなら、二人の友だちとして止めるから」
私は、左頬に添えられたみやちゃんの手を上から握った。
強く握ってやった。
届けばいいのに。
104: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 22:19:52.84 ID:pCqT42gVO
部屋を出て、やすはの行きそうな所を考えて見た。
暗い所は苦手だから、たぶん明るい所にいると思うけど。
とりあえず、この階は女子部屋になってるから片っ端から回ろう。
私もやすはも携帯は持ってきていないし。走り回るしかないか。
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