勇者「幼馴染がすごくウザい件」
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19:名無しNIPPER[sage]
2017/03/14(火) 20:43:42.08 ID:4JCEQ7UDo
おつおつ
期待


20:名無しNIPPER[sage]
2017/03/14(火) 23:37:09.74 ID:lTwaL0DKO
勇者になればミラから逃げられるな!よかったな!(棒)


21:名無しNIPPER[sage]
2017/03/15(水) 11:34:27.38 ID:XssXE9q70
期待


22: ◆qR6TCtkvbo[sage]
2017/03/15(水) 17:01:57.08 ID:Cyt3wLgz0
カケル「(ここまで来れば、大丈夫かな)」

陽が落ち始め、あたりを茜色に染め上げようとしているころ。
寂れた路地の一角にある廃墟じみた建物へと俺は駆けこんだ。
小屋そのものはシンプルな作りだ。構造は木材で囲まれており、正面にある扉と裏口がひとつずつ。
以下略 AAS



23: ◆qR6TCtkvbo[sage]
2017/03/15(水) 17:26:23.75 ID:Cyt3wLgz0
悪意を持った精霊。――通称、ゴブリンである。
精霊は大きく分けて四大元素の、土、水、火、風の四つに分類される。しかし、精霊種はそれだけではない。
ゴブリンのように魔に堕ちた亜種も存在する。
精霊がどうしてそうなるのかは魔王による影響が大きいとされるが不明な部分が多い。

以下略 AAS



24: ◆qR6TCtkvbo[saga]
2017/03/15(水) 18:05:54.05 ID:Cyt3wLgz0
ゴブリン「その眼、俺が……うぐぅっ!」

扉を突風が吹き飛ばしゴブリンを宙に浮かせている。
――切り裂く断末魔の叫びだった。四つん這いの姿勢のまま命からがら逃れた俺は、ミラと見つめ合う。

以下略 AAS



25: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/03/15(水) 20:37:09.69 ID:Cyt3wLgz0
- 城下町 宿屋 -

シン、と静まりかえった室内に熱いため息が漏れている。頑丈なはずの寝台が軋む音がする。
呼吸が荒く、ミラは小さく身体を震わせながら俺の布団に潜り込んでいた。

以下略 AAS



26: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/03/15(水) 21:04:30.34 ID:Cyt3wLgz0
カケル「(はぁ、身体がだるい)」
ミラ「師匠! そのパン私のですよ!」

翌朝、城下町の宿屋で目を覚ました。結局、あの後、俺はすぐに気を失ってしまいここで一泊することにしたらしい。
しかし、あの夢から目覚めるといつも身体がダルい。そして、なぜかミラは顔がツヤツヤとしている。
以下略 AAS



27: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/03/15(水) 21:38:54.52 ID:Cyt3wLgz0
ジョル「まぁ、賢者という例外も中にはおるが」
ベニ「あれは仙人みたいなもの。長生きできるだけ。伝説によると勇者はさらに独自に魔法を生み出した」
ジョル「合体魔法、ミナデインか」
ベニ「その威力は大地を割り、雲を裂き、百里先からでも見える光の柱だと本で読んだ」

以下略 AAS



28: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/03/16(木) 10:02:17.46 ID:KWdk4OjR0
- 魔王城 -

枯れ木がばかりの荒れ果てた荒野が見渡す限りの地平線まで広がっていた。
空にはワイバーンが無数に舞い、どんよりとした雷雲の下、ヒビ割れをしている大地は、長い間、雨すらも降っていないと思わせる。
大地に立ち入る者を嘲笑うかのように、奇声と鳴き声がこだまする。
以下略 AAS



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