465: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:03:17.39 ID:U2snit8u0
第74回戦車道大会公式記録
大洗女子学園犠牲者
466: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:04:02.86 ID:U2snit8u0
「3式撃破確認!」
「200m移動後また撃つ。装填せよ」
467: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:04:57.01 ID:U2snit8u0
装填と移動の完了まで少々時間があったため、後ろの物見窓から双眼鏡で外を眺める。やはり損害は大きく、煙をあげるプラウダの戦車達が視界の多くを占めた。そこから運良く生き残った者たちが車輌から這い出し、戦線を離れる
そこから先の彼女達の運命を、私は見てしまった。言葉を出すための声帯をその光景が固定した
会場の後方に1台のトラックと3人の男が見えた。恐らく同志が話を付けて呼んだNKVDの奴らだろう。一番厚手のコートを着た1人は立ったまま動かず、1人はPM1910重機関銃の後ろで膝をつき、残り1人は銃身に雪を突っ込み続けている
468: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:05:24.20 ID:U2snit8u0
「おやめください。十字砲火の中突撃を強行しても無駄です!今すぐ停戦をッ!それか撤退をッ!」
旗を持つ人の両肩を掴む。しかし彼女の眼光は黒森峰を見据えている
469: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:07:35.81 ID:U2snit8u0
トカレフTT-33、私のポケットに入っていたそれ。弾薬は僅かなれど、最悪の事態、そして接近戦での防衛に備えて持っていた、本来は使わない方がいい代物。だがやむを得ない。この結果私が死のうとも、黒森峰を倒す助けになれば
それを、私は彼女の後頭部に当てた。接触させたのは、その銃口
470: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:08:54.11 ID:U2snit8u0
指が、動いた
先ほどまでの砲撃に比べ今回は接射だ。外しはしない
471: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:11:10.29 ID:U2snit8u0
「試合終了!」
その合図がかけられたのはホイッスルの音と同時だった
472: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:11:49.31 ID:U2snit8u0
「戦闘行為停止!」
「両校直ちに戦闘行為を停止してください!」
473: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:16:45.16 ID:U2snit8u0
第74回戦車道大会公式記録
プラウダ高校犠牲者
474: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:17:41.99 ID:U2snit8u0
試合中一度治っていた雪は、今再びしんしんと舞い始めた。私たちの所に1台の車輌が向かってくる。それは前で止まり、黒森峰の生徒が降りてくる。懐かしい。私も良く知っている顔だ
「失礼します。黒森峰女学園戦車道選抜部隊副隊長の小島と申します」
708Res/678.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20