【ジゴロと】実は百合だった親友と一緒に生きる9【女神様】

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764 ：サラ ◆vVQFlfSV3E [sage saga]：2020/12/16(水) 06:05:25.38 ID:Tzj1RMiio

Ｒさんと出会った日
なんせ十五年も前なんで会話部分等に脳内補完が多々入るのはご勘弁を！


高校３年の夏休み直前、私はいつも通り化学が追試になったので休日登校で再テスト
いつもの最前列ド真ん中に座って先生待ち
いわゆる『頑張りますアピール席』である(-ω-)
苦手科目だからね…せめてアピールは大事…

で、教科書とか出してたら隣に誰か座った
大体みんな１席飛ばして座るから、びっくりして反射的にそっち見た
制服でも一発でテニス部だと分かる風貌、見たことある顔だけど…名前が出てこない
Ｋのクラスの、声のデカい、いっつも友達とゲラゲラ笑ってる、後ろのほうの席の…何さんだっけ(-ω-；)

とか考えてる場合じゃねえ！と教科書開いて最後の悪あがき勉強タイム
ふと隣見たら、ナントカさんは筆記用具しか持ってきてない
自信あるのかな？それとも諦めてんのかな？とか考えてたら先生が来た
教室入りながらナントカさんに話しかける先生

先「あれ？Ｒどうしたー？珍しいな」

あー！それだ！Ｒさんだ！！

Ｒ「いやｗ聞いてくださいよｗ具合悪くてテスト休んだんですよｗｗｗ二日ともｗｗｗ」
先「なんだ、風邪でも引いたかー？」
Ｒ「いやｗ保健体育的な女子のあれでｗｗｗ」
先「それは仕方ないなｗまぁＲなら化学は余裕かｗ」
Ｒ「余裕すぎてシャーペンしか持ってきてないっすよｗｗｗ」

すっげー自信…ってびっくりして思わず横向いてしまったら目が合った
後のＲ曰く「口半開きでアホ面してたからめっちゃ覚えてるｗｗｗ」な私
Ｒも釣られてビックリ顔になってて、何となく二人とも会釈したｗ

先「（私のほう見て）常連もいるなーｗ頑張れよーｗ」
サ「ウッス。いつもすんません」
先「まだ時間あるしＲに教わったらどうだｗ化学だけは凄いぞコイツｗ」
Ｒ「だけじゃないしｗｗｗ」
サ「え…いや…まぁ…」

リアクションに困る話を振るなよハゲ…
愛想笑いしてたら、Ｒさんマジイケメン

Ｒ「てか先生ｗ話しかけたら勉強の邪魔だしｗｗ先生が邪魔しちゃダメじゃんｗｗｗ」
先「あ、すまんすまんｗラストスパート頑張れよ！」
サ「ｱﾊﾊﾊﾊ…」

で解放されて、引き続き悪あがきして、地獄の再テスト終わり
答案集めて先生退場