過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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1:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 15:58:13.15 ID:2Z2/dwEo
この正月くらいにVIPでスレを見つけ、徹夜明けのノリで書き始めて、結局息が続かなかった上条&真紅ものです。
なんとかプロットくみ上げたので、せっかくなのでこちらに公開したいと思います。
焦ってやると二の舞になりますので、ゆっくりとやっていきますがご容赦を。

上条と真紅が交差するとき、物語が始まる、というところで。


2:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:00:54.72 ID:2Z2/dwEo


 体育館に足音が響いていた。

 板張りの、広い空間だ。周囲に多少の生活音があろうとも、音が反響することに違和感はない。
以下略



3:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:04:47.61 ID:2Z2/dwEo



「っ!」
以下略



4:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:05:38.64 ID:2Z2/dwEo

「っ!」

 電気的特性に従って、電撃は鋏の先端に集中し、そのままアースのように床に流し散らされる。
以下略



5:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:06:27.01 ID:2Z2/dwEo

「はっ!」

 死神の踵が、タン、と床を鳴らす。
以下略



6:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:08:01.42 ID:2Z2/dwEo

「わあああっ!」

 生存本能が叫びを生み、体を動かした。
以下略



7:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:09:05.32 ID:2Z2/dwEo



「はあっ、はあっ、はあっ」
以下略



8:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:10:27.96 ID:2Z2/dwEo

 少女と同年代の高い声。

 右に転じた視線の先には、閉じた体育館の出入口ドアに背をつけた、セーラー服姿の女。
以下略



9:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:11:14.97 ID:3GpDMgDO
期待


10:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:12:56.15 ID:2Z2/dwEo

 警戒をまったく緩めない少女に肩を竦めるセーラー服。次いで、顔をいまだ倒れ伏したオッドアイの方に向け、

「蒼星石、大丈夫かしら?」
以下略



11:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:15:09.10 ID:2Z2/dwEo

 一足で跳び込み、拳を叩き込む。

 電撃ならば光速で相手を射抜けるが、オッドアイが使ったような方法で回避される可能性がある。
以下略



12:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:16:07.50 ID:2Z2/dwEo

「・・・・・・」

 少女は構えをとかないまま、そこに視線を向ける。
以下略



13:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:17:02.45 ID:2Z2/dwEo

 少女が激高した理由。

 セーラー服の持つ人形は、まるで生き写しのように少女にそっくりだったのだ。
以下略



14:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:17:55.14 ID:2Z2/dwEo

「簡単に言うと、似た物には本物と同じ力が宿るし、その逆もあるって理論なんだけど」

 一息。
以下略



15:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:18:52.03 ID:2Z2/dwEo

「ではここで問題です」

 変わらぬ笑みを浮かべた彼女はいったん言葉を切り、
以下略



16:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:19:46.35 ID:2Z2/dwEo

 そして先ほどの言葉。

『似た物には本物と同じ力が宿る』
以下略



17:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:21:57.45 ID:2Z2/dwEo


それはいつも通りのある日のことであった。
上条当麻はベランダに布団を干そうとすると、ある一通の封筒が置かれている事に気付いた。
最初は風で吹き飛ばされてきたのだろうと思ったが、封筒には”上条当麻様”と書かれており、その他には住所も差出人の情報すらも書かれてなかった。
以下略



18:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:23:28.39 ID:2Z2/dwEo



 布団を干し終えた上条は、一度大きく伸びをして、秋の空を見上げた。
以下略



19:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:24:45.29 ID:2Z2/dwEo

 自分の境遇を嘆き恨む者には、決して出来ない表情だった。

 それに彼は気づいているのかいないのか。
以下略



20:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:25:49.33 ID:2Z2/dwEo


「な、なんだこれ?」

 上条はひとしきりもがいた後、涙目で鞄を見下ろした。
以下略



21:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:26:43.58 ID:2Z2/dwEo

 件のインデックスは、朝早くから小萌の家に出掛けている。

 なんでも買い過ぎて賞味期限ギリギリの食材を一気に片付けるためにインデックスの力を借りたいとのことだった。
以下略



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