過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
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9: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:38:17.48 ID:mVZBQuHy0
ただでさえ三日しかない休みの内、二日も動いて過ごせと?

冗談じゃない。

とは言えず、もっともらしい意見を述べてみる。
以下略



10: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:38:53.83 ID:mVZBQuHy0
里志「これで、大体の予定は決まったね。 時間もできたし、大分ゆっくりできそうだ」

える「そうですね! 今日の夜、寝れるか心配です」

奉太郎(まだ木曜日だぞ!? 行く頃には千反田、倒れているのではないだろうか)
以下略



11: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:39:33.13 ID:mVZBQuHy0
奉太郎「じゃあ、俺たちも帰るか」

える「はい!」

える「……あ」
以下略



12: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:39:58.82 ID:mVZBQuHy0
〜昇降口〜

奉太郎(遅いな、あいつ)

える「折木さーん!」
以下略



13: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:40:24.59 ID:mVZBQuHy0
える「それなら、良かったです!」

奉太郎「良くはないが……」

ああ、全くもって良くはない。
以下略



14: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:41:42.08 ID:mVZBQuHy0
奉太郎(姉貴は部屋にでもいるのか、くそ)

奉太郎(にしても、誰だ、こんな時間に)

傍から見たら、面倒くさそうに受話器を取る。
以下略



15: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:42:10.07 ID:mVZBQuHy0
奉太郎「そうか、じゃあ待ってる」

える「はい!」

そう言うと千反田は電話を切った。
以下略



16: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:44:22.00 ID:mVZBQuHy0
奉太郎「はあ、まあいい」

奉太郎「用件ってのは、なんだったんだ」

える「そうでした、えっと」
以下略



17: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:44:54.72 ID:mVZBQuHy0
奉太郎「……そうか、ありがとうな」

える「いえ、本当は金曜日に渡せればよかったんですが」

える「ご利益があるお守りも、手に入れるのは難しいんですよ」
以下略



18: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:45:30.82 ID:mVZBQuHy0
える「二人乗りですね! 少し、やってみたかったんです」

奉太郎(なんにでも好奇心があるのか、こいつは)

千反田を後ろに乗せ、家に向かう。
以下略



19: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:45:58.53 ID:mVZBQuHy0
第一話終わりです。

続いて第二話、投下します。


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