過去ログ - 杏子「ふぁいやーぼんばー?」Re.FIRE!!
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1: ◆DcdG4DxDDg[saga sage]
2015/02/02(月) 22:49:30.02 ID:+AI07Lpb0
・まどか☆マギカとマクロス7のクロスです。

・基本的にアニメ版準拠ですが、時々オリジナル要素やゲーム出典の内容も入ります。

・書き溜めは終了しているのでなるべく早く完結させたいと思います。

・題名にもある通りリメイクなので先を見たいという方は前スレをご参照ください。

無事に完結させたいと思いますので、お付き合い願います。




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2: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 22:49:55.62 ID:+AI07Lpb0
2009年。地球人類は初めて異星人と接触。その異星人、ゼントラーディという名の巨人の軍隊と宇宙戦争に突入し、地球は滅亡の危機に瀕した。

2010年3月。戦争終結。同年4月、新統合政府が樹立され、地球人類と異星人ゼントラーディは共存の道を歩み始めた。
希望するゼントラーディは、マイクローン化という技術によりその体を地球人サイズに変えた。

以下略



3: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 22:50:24.02 ID:+AI07Lpb0

暗闇。

その彼方に、煌めく星々が見える。

以下略



4: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 22:50:53.75 ID:+AI07Lpb0
バサラ「軍から!?おいおい、馬鹿を言うなよ。俺はもう軍とは関わりねえっての!」

レイ「そんなことを言っても、その機体の整備やらなんやらは軍を通じて行なっているわけだし。
それに戦うわけではないのだから少しくらい言うことを聞いてやってもいいだろう?」

以下略



5: ◆DcdG4DxDDg[saga sage]
2015/02/02(月) 22:51:21.98 ID:+AI07Lpb0
www.youtube.com

第一話

「ワイルド・ライフ」


6: ◆DcdG4DxDDg[saga sage]
2015/02/02(月) 22:53:05.81 ID:+AI07Lpb0
杏子(……このたい焼き、餡の甘さがくどいな。……冒険して違う店で買ったりしなければ良かった……)

不満を心の中で述べつつも最後の尾の部分を口に入れ、口に残った甘さをペットボトルのお茶で飲み干す。
飲みきったペットボトルを放り投げると、上手くゴミ箱の中へと入っていった。

以下略



7: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 22:53:43.83 ID:+AI07Lpb0

パチパチパチパチパチパチパチパチ

湧き上がる拍手と歓声に、杏子は戸惑いながらも釣られて拍手を送る。

以下略



8: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 22:54:13.35 ID:+AI07Lpb0
札束や小銭が溢れるケースを閉じて駆け出そうとした瞬間、
男は杏子の背中の襟を掴んで動きを止めた。

「バレてるぜ。そういう手口は結構見慣れているんだ」

以下略



9: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 22:54:59.21 ID:+AI07Lpb0

路地裏

杏子「へへっ、たんまり手に入った。手品の真似事でも結構上手くいくもんだな」

以下略



10: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 22:55:32.46 ID:+AI07Lpb0
www.youtube.com


♫ Let's go 突き抜けようぜ 夢で見た夜明けへ まだまだ遠いけど

以下略



11: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 22:56:11.67 ID:+AI07Lpb0
何体か使い魔を倒すと結界が消えて周りの景色が元に戻っていく。
魔女の反応も消えたことから、今回は逃げられたことがわかった。

杏子(はあ……結局全部倒す羽目になっちまった。しかも本命の魔女には逃げられるし……)

以下略



12: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 22:56:45.43 ID:+AI07Lpb0
www.youtube.com



♫ どうにもならない事ってあるだろ どんなに頑張っても
以下略



13: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 22:57:13.47 ID:+AI07Lpb0
杏子「はーっ、はーっ……ああ、もう!分からず屋め!一体何なんだよお前は!」

「俺か?俺は……」

バサラ「バサラ。熱気バサラ。『FIRE BOMBER』っていうロックバンドのメンバーだ」
以下略



14: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 22:57:58.15 ID:+AI07Lpb0
バサラが不本意ながらそっぽを向くと、杏子は胸元のソウルジェムに手をかざし、光を放ちながら変身を解く。
私服に入っていた札束を握り、前に差し出す。

杏子「もういいよ。ほら、お金。これでいいんだろ」

以下略



15: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 23:00:26.94 ID:+AI07Lpb0
ゲームセンター


薄暗い店の中で画面の光が席に座る人の顔に映る。

以下略



16: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 23:01:12.40 ID:+AI07Lpb0

その日杏子は朝から虫の居所が悪かった。
正確には、昨日バサラと出会ってからずっと機嫌が悪かった。
しかも自分がどうしてこんなにもむしゃくしゃしているのかが分からないのが更に苛立たしさを増す原因となっている。

以下略



17: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 23:02:51.34 ID:+AI07Lpb0
目の前に立って、杏子はまず何を言えばいいのかが思いつかなかった。
自分がしたことを思い出すと、相手の前に出ること自体、相手の怒りを買うような事ではないのかと。
そうしたことをぼんやりと考えていると、バサラが杏子の存在に気がつく。

バサラ「もう今日の分は終わっちまったぜ」
以下略



18: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 23:03:19.12 ID:+AI07Lpb0
バサラ「いいから来いよ。それとも、遠慮なんかしてるのか?ガキのくせに」

杏子「ガキって言うな!大体、路上で歌なんか歌っている奴がお金に余裕なんかあるのかよ」

その言葉の中には、自分がケースを盗んで失くしてしまった事でお捻りを集めることが出来なかったのではないのかという念もあった。だが、杏子の言葉にバサラはポケットの中から皺のついたお札を数枚見せて答える。
以下略



19: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 23:03:58.11 ID:+AI07Lpb0
ファミレス  店内


バサラ「よく来るのか、この店」

以下略



20: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 23:04:28.01 ID:+AI07Lpb0
バサラ「現実味の無い話だな」

杏子「しょうがねえだろ。事実なんだし。お前も見ただろ」

バサラ「正義だの悪だの魔法だのって。そんな事で戦うなんて馬鹿げているぜ」
以下略



21: ◆DcdG4DxDDg[saga age]
2015/02/02(月) 23:05:48.90 ID:+AI07Lpb0
これから本格的に混み始めるという時間の前に、会計を済ませて二人は店を出る。
辺りは暗くなっていたが、冬の寒さはもう無くなっていた。

杏子「うえ……まだ目が染みる感じがする。あんなものを完食出来て平然としていられるなんて」

以下略



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