577: ◆A0cfz0tVgA[saga]
2016/04/25(月) 00:01:01.67 ID:iYeb0eqs0
>>575,576
だって、腕が変形するってかっこいいじゃん?(中二並感)
これから投下を開始します
578: ◆A0cfz0tVgA[saga]
2016/04/25(月) 00:01:39.50 ID:iYeb0eqs0
禁書「――――」
579: ◆A0cfz0tVgA[saga]
2016/04/25(月) 00:04:08.63 ID:iYeb0eqs0
フラン「ふふ、えぇ、本当にすごかったわ。 アイツの肩からスプレーみたいにぷしゅーって血が吹き出たの」
フラン「勿論、私はそれをまともに浴びて血だらけ。 丁度、今みたいにね」
580: ◆A0cfz0tVgA[saga]
2016/04/25(月) 00:05:07.37 ID:iYeb0eqs0
フラン「ねぇ、インデックス。 あなたは、自分の中にあるナニカに怯えたことってある?」
フラン「自分の中にある、認めたくないけど確かにある感情のこと」
581: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/04/25(月) 00:06:17.58 ID:iYeb0eqs0
人は必ずしも清廉潔白な存在ではない。
そうであるが故に『倫理』や『道徳』という物が存在し、それらを戒める鎖としている。
人が人であるが故に、自身の個を得てしまったが為に抱えている『大罪』。
その罪を犯さないために、人はあらゆる文言を並べ、自身を雁字搦めに縛っている。
582: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/04/25(月) 00:07:22.56 ID:iYeb0eqs0
フラン「……あの時も、さっきもそう。 自分でもわからない内に、いつの間にか狂ってる」
フラン「目の前にあるモノを、コワしたくてコワしたくて仕方なくなるの」
583: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/04/25(月) 00:08:21.57 ID:iYeb0eqs0
だが、フランドールの場合はそうではない。
何時からおかしくなったのかはわからない。如何にして狂ったのかもわからない。
彼女の中に全くの別の、凶悪で残忍な人格が生まれていたとして、
果たしてそれが彼女の人格と何時入れ替わったのかがわからない。
584: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/04/25(月) 00:10:49.45 ID:iYeb0eqs0
フランドールは、乾いた笑いを浮かべながら語り続ける。
その瞳には光が無く、焦点も合っていないように見える。
585: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/04/25(月) 00:11:51.04 ID:iYeb0eqs0
結局の所、その身分は他人から与えられたものでしかなかったということだ。
清教を守護する最固の城壁。それ故に、彼女は籠の中の小鳥として飼われていた。
いや、ただ飼われるだけならばどんなに良かったか。
『人間』として扱われているだけ、まだマシというものだろう。
586: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/04/25(月) 00:12:45.99 ID:iYeb0eqs0
つまり、何が言いたいのかと言えば。
過去を失ってしまった彼女には、人を説得させられるだけの確かな言葉を生み出せないということ。
どんなに着飾った言葉を並べ立てても、理屈立てた言葉を発しても、彼女の言葉は何処までも空虚だ。
外側だけで中身が無い。聞こえは良くても現実味が無い。
587: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/04/25(月) 00:13:32.62 ID:iYeb0eqs0
禁書「……」カツンッ
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