藤原肇「ただ静かに、あなたのそばで」
1- 20
6:名無しNIPPER[saga]
2018/05/04(金) 21:16:05.35 ID:AZDT1Nlu0

 「楽しめたか?」

 「ええ。皆さんと居ると退屈している暇がありません」

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2018/05/04(金) 22:15:53.28 ID:AZDT1Nlu0

 ― = ― ≡ ― = ―

こつ、こつ。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2018/05/04(金) 22:28:11.88 ID:AZDT1Nlu0

ラジオを掛けようかとも思ったが、あまりそういう気分でもない。
隣の肇はどこかぼんやりとした表情で夜の街明かりを眺めていた。

 「今更だが」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2018/05/04(金) 22:45:25.44 ID:AZDT1Nlu0

夜中に窓から抜け出すなど不審以外の何物でもない。
当然ながら誰何は受けた筈だ。
首を傾げて水を向ければ、肇は薄く笑みを浮かべた。

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2018/05/04(金) 23:12:51.69 ID:AZDT1Nlu0

このままでは飲まれそうな予感しかしなかった。
話の矛先を変えるため、彼女の帽子を指差す。

 「そうだ。帽子は外しておいた方がいい」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2018/05/04(金) 23:54:34.54 ID:AZDT1Nlu0

対向車のハイビームが一瞬だけ車内を照らした。
濡羽色の髪の中に、一輪の藤が咲いていた。

 「あなたに頂いた、大切なものですから」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 00:41:53.62 ID:6HNBSVHX0

 ― = ― ≡ ― = ―

 「何処でしょうか、ここは」

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 15:23:10.52 ID:6HNBSVHX0

 「それで」

温かい緑茶を一口だけ傾け、肇が細く息をついた。

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 15:56:09.60 ID:6HNBSVHX0

 「……ふっ、ふふっ……! 私が、18歳になったから……ですか?」

頷いた。

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2018/05/05(土) 17:43:44.69 ID:6HNBSVHX0

 「綺麗、ですね」

 「ああ」

以下略 AAS



26Res/19.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice