小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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◆bhlju8wMK6
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2025/09/01(月) 21:34:55.34 ID:oEqW1vd60
トール’『……フン。こんな奥地まで、大層な顔ぶれが雁首揃えたものだな』ギロッ
トール「……ええ、ええ、来ましたとも。全く初手で火柱とは手荒い歓迎じゃないですか、“私”。はるばる皆で話をしに会いに来たっていうのに」フウ
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AAS
303
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◆bhlju8wMK6
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2025/09/01(月) 21:37:09.21 ID:oEqW1vd60
トール’『フ。何だその間抜け面は。余程我を無知蒙昧と侮っていたと見える……』ニヤ
エルマ「ち、違う! そんな事思ってないっ! でも、何でその言葉を知って……?」
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AAS
304
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◆bhlju8wMK6
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2025/09/01(月) 21:39:53.89 ID:oEqW1vd60
小林「あれ、でもルコアさんの話では、今日より前にこの山を訪れた際には、転移の妨害や風の結界はなかったって言ってた様な……」
トール「恐らく、これまでは認識阻害の結界だけで自身を隠蔽して、存在自体に気付かれない様にしていたのでしょう。
しかし私がこの世界に来た事で、なりふり構わず妨害する方針に変えた、という所ですかね。そうでしょう、“私”?」チラッ
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AAS
305
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◆bhlju8wMK6
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2025/09/01(月) 21:45:29.49 ID:oEqW1vd60
トール「煩わしい……ですか」
トール’『ああ、そうだッ! 我はもう、此の世の全ての関わりが煩わしい!
竜との関わり、人との関わり、神との関わり! 血縁・地縁・因縁・奇縁、あらゆる繋がり、全部、全部ッ!』ズァッ
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AAS
306
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◆bhlju8wMK6
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2025/09/01(月) 21:47:23.38 ID:oEqW1vd60
トール「自由……? こんなのが? こんな山奥で一人寂しく死んでいる事が、自由だと言うんですか!?」
トール’『頭の鈍い! だが当然か。命永らえて今も愚物達との関わりを捨てずにいるお前に分かる訳もない。
“孤独”こそ、真の自由である事など!』ゴォッ!
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307
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◆bhlju8wMK6
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2025/09/01(月) 21:48:56.02 ID:oEqW1vd60
トール「…………そう言われて、すごすご去る訳にもいきません。ここに来たのは、私が元の世界に帰る手掛かりを探す為でもあるんですから」グッ
トール’『貴様の都合など、何故我が慮る必要があると思う? これ以上、我が安寧の邪魔をすると言うなら――力尽くで排してやる』ゴゴゴ
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AAS
308
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◆bhlju8wMK6
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2025/09/01(月) 21:53:05.86 ID:oEqW1vd60
ザッ ザッ………… ザッ!
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AAS
309
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◆bhlju8wMK6
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2025/09/01(月) 21:55:42.73 ID:oEqW1vd60
小林「…………っ…………っつ」フッ ハッ
トール’『……其処の、我の紛い物の方は、大層お前の事を気に入っている様だが。我も同じだと期待しているなら甚だ見当違いだ』ギンッ
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310
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◆bhlju8wMK6
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2025/09/01(月) 22:02:22.92 ID:oEqW1vd60
トール「え…………」
エルマ「へ…………?」
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AAS
311
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◆bhlju8wMK6
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2025/09/01(月) 22:06:38.64 ID:oEqW1vd60
トール’『――――ふ…………、ふざけるな! 人間、風情が……、謝罪に、あまつさえ同情だとっ!? 舐めるのも大概にしろ……っ!』フーッフーッ
小林「っ!」ビクッ
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312
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◆bhlju8wMK6
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2025/09/01(月) 22:08:49.11 ID:oEqW1vd60
トール’『……だ、まれ』フルフル
トール’『黙れ、黙れッ、黙れ黙れ黙れッ! 揃いも揃って、我を莫迦にしているのかお前等ッ! 謝罪とか、ごめんとかっ、今更っ……!!』ギリッ
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