639:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/27(日) 17:35:25.93 ID:xzchfqAl0
重慶ギガノス軍基地 近郊
見晴らしのいい平原で海晴とハルヒが向かい合っていた。
大股五歩ほどの距離。話をするには充分で、掴みかかるには遠い位置で、強く瞳孔を光らせるハルヒが先に口を開いた。
640:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/27(日) 17:38:26.58 ID:xzchfqAl0
ハルヒ「何よ、キョン」
キョン「しょ、所属不明のメタルアーマーがこっちに急接近している!」
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2011/02/27(日) 17:39:04.70 ID:xzchfqAl0
キョン「な、長門……」
ハルヒ「有希……」
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2011/02/27(日) 17:40:17.20 ID:xzchfqAl0
ホワイトベース
未確認機の報告を受けたホワイトベースはすぐにドラグナーとゲシュペンストを出撃させた。
643:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/27(日) 17:40:49.76 ID:xzchfqAl0
シノは右手にレーザーソードを持った。
シールドで受け止めては切り落とされる可能性がある。実体剣が相手なら、レーザーソードで切ることが出来るはずだ。
シノ「はああぁっ!」
644:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/27(日) 17:41:17.15 ID:xzchfqAl0
ゲイザムとは、おそらくこの新型メタルアーマーのことだろう。
テスト中の機体でたった一人で乗り込んでくるほどの能力は、彼女がエース級だということだ。
朝倉「あなたがD兵器のパイロットなのね。でも、今はそんなことに興味はないから、邪魔しないでくれたら見逃してあげてもいいわ」
645:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/27(日) 17:41:45.68 ID:xzchfqAl0
回線が拾ったのは、夏の強い日差しのような明るい声だが、ドラグナーの前に割り込んできたのは黒い影だった。
朝倉「なに!?」
646:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/27(日) 17:42:12.87 ID:xzchfqAl0
両機が競り合って上昇していく。その下で立夏はサブモニターに映ったコクピットで沈黙しているパイロットに呼びかけた。
立夏「シノオネーチャン! オネーチャンってば!」
647:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/27(日) 17:42:47.58 ID:xzchfqAl0
重慶基地
基地に到着したハルヒたちに古泉がすぐに駆けつけてくる。
648:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/27(日) 17:45:22.41 ID:xzchfqAl0
重慶基地 上空
朝倉「あら?」
649:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2011/02/27(日) 17:45:52.83 ID:xzchfqAl0
一方で、ホワイトベースは騒然としていた。
突如レーダーに侵入してきた無数のドローメに、香月シノンは矢継ぎ早に指示を出して乗組員達に行動させている。
まだ少女の域を脱し切れていない彼女の指揮能力も、度重なる実戦の中で確実に培われていた。
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