過去ログ - 上条「まきますか？　まきませんか？」
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325:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2010/07/26(月) 02:03:05.98 ID:46.faFwo

（……じゃあ彼女から能力だけでなく、御坂美琴の記憶も奪ってしまえばいいわね）

　セーラー服の口元が、笑みの形に歪んだ。
以下略


326:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2010/07/26(月) 02:04:27.21 ID:46.faFwo

「……」

　きゅっ、とセーラー服は唇を噛む。
以下略


327:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2010/07/26(月) 02:06:09.13 ID:46.faFwo

「？」

　セーラー服が再び蒼の方を見る。
以下略


328:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2010/07/26(月) 02:07:43.16 ID:46.faFwo


「今夜は予定通りに動くわ。準備をお願い」

　蒼星石も強いとはいえ、単身で相手にできるのは強能力者の上位までが限界だ。
以下略


329:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2010/07/26(月) 02:09:31.97 ID:46.faFwo

「……」

　窓の外。
以下略


330:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2010/07/26(月) 02:10:43.32 ID:46.faFwo

　茶色のパンプス、白い靴下。細い脚と、チェック模様のスカート。ベージュのブレザーに、胸元には赤いリボン。


以下略


331:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2010/07/26(月) 02:12:46.41 ID:46.faFwo

　姫神は小萌の家で別れたときとは違い、巫女装束ではなかった。

　薄手の白いブラウスにデニム地のスカートという、ごくありふれた恰好である。あえて特異点をあげるとすれば、首から下がった十字架――――『吸血殺し』を押さえ込む封印くらいだろう。
以下略


332:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2010/07/26(月) 02:14:16.92 ID:46.faFwo


「･･････」

　その表情と言葉に、上条は思わず言葉に詰まってしまった。
以下略


333:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2010/07/26(月) 02:15:40.39 ID:46.faFwo

「……」

　結局どうすればいいのかよくわからず、上条は頬を掻き続けた。
以下略


334:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2010/07/26(月) 02:17:21.25 ID:46.faFwo

「･･････」

　唇を噛む姫神。
以下略


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