過去ログ - 俺の妹が身長180cmなわけはない
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1: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/01/12(水) 22:48:20.04 ID:KZdJ5BByo
このスレは、
俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ
ex14.vip2ch.com
からアイデアを頂戴し派生したスレです

京介の妹がもし沙織だったら……という内容になっています
予定ではそんなに長くはなく、エロもありません


2: ◆5yGS6snSLSFg[sage]
2011/01/12(水) 22:51:42.86 ID:KZdJ5BByo
第一話

容姿端麗、成績優秀、有名なお嬢様学校に通う自慢の妹、それが沙織だ――
だがこいつには、他人には言えない秘密があった。
以下略



3: ◆5yGS6snSLSFg[sage]
2011/01/12(水) 22:52:14.81 ID:KZdJ5BByo
情けないがオウム返しに問い返すのが精一杯だ。

「そうですわ。本編に修正を加えたり、ボーナスディスク等が付属するんです。ふふふ、すごいでしょう?」
「その、ガンダム00とかも?」
「はい」
以下略



4: ◆5yGS6snSLSFg[sage]
2011/01/12(水) 22:52:41.37 ID:KZdJ5BByo
「……なぜだと思いますか?」
「さ、さぁ……なんでなんだろうな?」

ま、待て待て。なぜそこでうっとり頬を染める!?
なぜ四つん這いで這い寄ってくる!?
以下略



5: ◆5yGS6snSLSFg[sage]
2011/01/12(水) 22:53:14.37 ID:KZdJ5BByo
「ではお兄様、本日の人生相談の締めとして『この気持ちまさしく愛だ!』と叫んで下さい」
「……おまえ一体何言い出してんの?」
「お気に召しませんか?『今日の私は阿修羅すら凌駕する存在だ!』でも構いませんよ?」
「いや、そういうことじゃなくてね」
以下略



6: ◆5yGS6snSLSFg[sage]
2011/01/12(水) 22:54:03.51 ID:KZdJ5BByo
「さ、沙織……?」
「どいてください!」
「ちょ、待てって!」

バタン!
以下略



7: ◆5yGS6snSLSFg[sage]
2011/01/12(水) 22:54:45.17 ID:KZdJ5BByo



俺達は近くのスタバへと場所を変えた。
初夏とはいえそろそろ暗くなってくる時間。
以下略



8: ◆5yGS6snSLSFg[sage]
2011/01/12(水) 22:56:07.49 ID:KZdJ5BByo
そっか。そうなのか。
相変わらず俺にはよくわからないけどさ、おまえにとってそれは泣いちまうほど大事なもんなんだな?
それだけは……俺にもわかったよ。

「沙織――俺に任せろ」
以下略



9: ◆5yGS6snSLSFg[sage]
2011/01/12(水) 22:57:17.61 ID:KZdJ5BByo
そんな道理、俺の無理でこじ開けてやる!!

「よく聞けよ親父!あいつは家を飛び出して泣いてたんだ!……もちろん俺にゃあ、あいつの趣味はサッパリ理解できねえよ。できねえけど!夢中になるのってそんなに悪い事かよ!?そういうのってさ、大事なもんじゃねえのかよ!そんな簡単に捨てていいもんじゃねえだろ!いいか……!これでもあいつの趣味を認めねえってんほざくんなら……!沙織の代わりに俺が親父をぶっ飛ばすぜ!?」

親父は厳然と俺を見据えたまま、ほんのわずかに……目を見開いたようだった。
以下略



10: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/01/12(水) 22:59:25.09 ID:KZdJ5BByo
※今回は都合上、塗装の弊害を異常に誇張して書いてますが、実際はそんなことないです
ちなみに、塗装時に発生する匂いは消臭力ではどうにもなりませんのであしからず



11: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/01/12(水) 23:00:01.21 ID:KZdJ5BByo
第二話

季節は夏。期末テストを間近に控えた、とある七月の土曜日。
その日の俺は我が家で唯一クーラーのない部屋(つまり俺の部屋のことだ)に朝から引きこもり、必死の――――というより苦悶に近い形相で机に向かっていた。
以下略



12: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/01/12(水) 23:01:31.02 ID:KZdJ5BByo
「はっはっはっは! そうなのでござるか? いやはや……」

相変わらず、すげえ変貌ぶりだな。
妹には表と裏の顔があって、相手によって使い分けているのだが、表情や喋り方で『どちらの友達』と喋っているか一目瞭然なのだ。
以下略



13: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/01/12(水) 23:02:23.06 ID:KZdJ5BByo
あぁ……そうだったな。
桐乃ってやつは、メルルという子供向けアニメの大ファンにして妹もののエロゲ収集家。
黒猫ってやつは、マスケラという厨二アニメの信者にしてちょっと電波入ってる危ない子。
どちらも悪い奴ではないのだが、確かにガンダムとは縁遠そうだ。
補足しておくと、どちらも沙織に負けないくらいの超絶美人でもある。
以下略



14: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/01/12(水) 23:03:15.09 ID:KZdJ5BByo
俺がお茶とお菓子を持ってあがると、沙織達はなにやら俺の話題で盛り上がっていた。

「だから〜、あたしの理想の兄貴像は、優しくて頼りがいがあって……あ、当然超シスコンなのがデフォだから。でもそれをなかなか認めようとしなくて」
「あなたにしてはいい線行ってるわ。だけど少し現実を見なさい。そんな都合のいい兄がいるわけがないでしょう?」
「いやいや、そうとも限らんでござるよ黒猫氏。拙者のお兄様なんかは結構それに近いものが――」
以下略



15: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/01/12(水) 23:03:47.21 ID:KZdJ5BByo
首を傾げる黒猫。なんでかしらんが、この話題にえらくご執心らしい。

「…………兄妹だからじゃ、ねえの?」
「…………そう。分かった。……いいお兄さんね。とても羨ましいわ」
以下略



16: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/01/12(水) 23:05:45.22 ID:KZdJ5BByo
※ここまでは、>>1にあるスレで投下した内容
ここからは、書けたとこから投下していくことになるので投下ペースは遅くなります


17: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/01/12(水) 23:06:54.53 ID:KZdJ5BByo
第三話

とある日曜日の朝。
俺は数年ぶりに麻奈実を連れて自宅までやって来た。
スーパーで待ち合わせて買い物をしてきたので二人とも手には買い物袋を提げている。
以下略



18: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/01/12(水) 23:07:31.65 ID:KZdJ5BByo
ピンポーン。

唐突に鳴るインターホン。
ここに来てようやく気付いた。あぁ、沙織が焦ってたのは、ひょっとして“あいつら”が来るからなのか。沙織もあいつらと会うとき用の恰好だしな。
こんな簡単なこと、なんでもっと早く気付かなかったんだ。
以下略



19: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/01/12(水) 23:08:10.02 ID:KZdJ5BByo
「……おい、おまえら……おい、ちょっと耳貸せ」
「は? な、なに……?」
「……? な、なによ……?」

俺は、渋々近寄ってきた桐乃と黒猫の耳に口を寄せる。
以下略



20: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/01/12(水) 23:09:56.61 ID:KZdJ5BByo
今日はここまで。続きはしばらくお待ちください


21:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/12(水) 23:13:04.21 ID:ItAOa1Mho
乙。桐乃頑張れ


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