過去ログ - 佐天「…アイテム?」
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518:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:32:36.27 ID:J4PEtpCFo
佐天はフレンダの要望を聞き驚きを隠せない様子だった。
しかし、そこはクソ度胸の佐天。
驚きはしたものの、どうしたのだろう?と興味が先行し、彼女はフレンダに質問していた。


以下略



519:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:33:22.74 ID:J4PEtpCFo
既に電源はつけられており、佐天はモニタにタッチして情報バンクにアクセスした。
そしてバンクの目次の所まで簡単にやってくると何を調べればいいの?と言った素振りでフレンダに向き直る。
するとフレンダは「警備員の報告書とか見れないの?」と恐る恐る佐天に告げる。


以下略



520:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:34:08.69 ID:J4PEtpCFo
(八月の狙撃?なんだそりゃ?)


佐天はアクセスできるか疑問に感じつつも、警備員の情報が開陳され、時系列順にまとめられているサイトに到達した。
そしてその時系列の中から今年の八月をピックアップする。すると八月の狙撃に関しての情報が出てきた。
以下略



521:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:35:59.86 ID:J4PEtpCFo
フレンダの知り合いのステファニーにしろ、砂皿とかいう狙撃手にしろ、現段階でどこにいるかを把握する事は出来なかった。
けれど、と佐天は思った。
一人だけ…もしかしたら、フレンダが知りたがっている砂皿という男の正体を知っていそうな人物がいる。


以下略



522:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:36:39.93 ID:J4PEtpCFo
――Multi Active Rescue(先進状況救助隊)指揮所ビル前

佐天、滝壺、フレンダ。
数日前までは決して顔を合わせる事はなかったであろう三人。
彼女たちは夏の日差しにさらされ、汗を滴り落としていたが、佐天のナビでなんとか到着した。
以下略



523:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:38:31.64 ID:J4PEtpCFo
ビル内は案外に冷えていた。
警衛の男が佐天を代表とする女性三人がテレスティーナとの面会を希望している旨を無線で誰かしらに伝えていたのを三人は見たので、後は会うだけだった。


「ねぇ、昨日の人探しの人物とは違うようだけど」
以下略



524:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:39:01.06 ID:J4PEtpCFo
壁にかかっている彼女の一家と思しき人々のポートレイトの人物達とはあからさまに人種、肌の色が違う。
しかし、そんなあずかり知らぬ事に思索を回す事はなく、佐天は大きな回転座イスに座っているテレスティーナにしゃべりかける。


「そちらは覚えていないかもしれませんが…以前多摩センターのホールでお話をお伺いしました…」
以下略



525:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:40:01.64 ID:J4PEtpCFo
「黄色かな?」とテレスティーナが何かを考えるようにして一粒チョコレートをケースから取り出す。
するとお見事。黄色のマーブルチョコレートが彼女の手の平に転がり落ちてきた。


それをぱくりと口にし、カリカリと噛み砕いていく。
以下略



526:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:40:54.78 ID:J4PEtpCFo
「今どこにいるのかはわからないけど、当時の連絡先ならわかるわよ?」


「本当ですか?」

以下略



527:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:41:51.92 ID:J4PEtpCFo
ステファニーは学園都市から出ていった身。
それを学園都市の警備員のテレスティーナが快く思っていないのではないか?と仮定したからだ。


フレンダがテレスティーナの質問に窮していると彼女はそんなフレンダにいいわよ、と優しさをみせる事等はしなかった。
以下略



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