2:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/31(月) 01:28:36.31 ID:FEAaW2qY0
「暑いです、離れてください!」
「大丈夫! もうその心配はいらないからね!」
「は、はい? 何言ってるんですか、先輩。とうとう暑さで頭がおかしく――」
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2011/01/31(月) 01:36:09.11 ID:FEAaW2qY0
>>1です。
うっかり板を間違えてしまいました。
移転のお願いは出してきましたので、移転が完了するまでsageで続けたいと思います。
4:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/31(月) 01:38:54.94 ID:FEAaW2qY0
「これ、わざわざ買ってきたんですか?」
「ううん、たまたま家で余っていたから、持ってきたの」
冷蔵庫がたまたま余る家? 深く考えるのはやめた。ムギ先輩だし。
5:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/31(月) 01:44:45.74 ID:FEAaW2qY0
流石はムギ先輩といったところか、冷凍庫から出てきたのは全てハーゲンダッツだった。
まあ予想通りではあったから別に驚かなかったけど。
「ちべたくておいしー!」
6:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/31(月) 01:49:21.79 ID:FEAaW2qY0
せっかくアイスで涼んでいるのに、ベタベタで見ているこっちが恥ずかしくなるようなやり取りを見せられて、少し気分が悪くなった。
ムギ先輩を見ると、スプーンに掬ったアイスがポタポタと零れ落ちるのも気にせず、その光景に見入っていた。
やれやれ。
……。
7:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/31(月) 01:54:43.19 ID:FEAaW2qY0
「しょうがないですね、まったく……」
「そういえば、あずにゃんは何味食べてたの?」
「私ですか? 私は抹茶をいただきました。おいしいですよね、抹茶」
8:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/31(月) 02:00:18.02 ID:FEAaW2qY0
「当たり……? どういうこと?」
「アイスを食べ終わった後に、棒に『当たり』が書いてあったら、買ったお店でガリガリ君と交換できるんだよ」
律先輩の言葉に、ムギ先輩の瞳がキラキラと輝いていた。
9:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/31(月) 02:06:10.72 ID:FEAaW2qY0
「んぐんぐっ……はぁ……はぁ……な、なんて大きなアイスなの。おまけに、すごく固いわ」
「それがガリガリ君の魅力だよ。外はカチカチ、中はシャリシャリ。んー、おいしい」
「アゴが痛くなりそうだわ……ペロペロしてたらいつまで経っても食べ終わりそうにもないし」
10:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/31(月) 02:42:08.99 ID:FEAaW2qY0
「あっ」
「どうした澪?」
「私、当たった。ほら」
11:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/31(月) 02:56:51.02 ID:FEAaW2qY0
「あ、あの、澪ちゃん?」
「えっ、なに?」
「もし、もしもよ……ガリガリ君を好きなだけ食べていいって言ったら……澪ちゃんの、あ、当たり棒を……」
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