24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/01(火) 19:46:52.52 ID:ivflQb1S0
かなり期待してる
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/01(火) 23:14:43.58 ID:rB9HKo0Go
なんだよ怖いぞ
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/01(火) 23:34:45.43 ID:07AP88LZo
ほのぼの系じゃないんだな
期待
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 02:48:01.97 ID:xCJ53iVR0
移転が完了したみたいなので、続き投下します。
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 02:49:38.90 ID:xCJ53iVR0
夏の暑さは鳴りを潜めるどころか、日を追うごとに酷くなっていった。
部室の外から聞こえてくる運動部の掛け声も、流石に元気が無くなっている。この暑さじゃ仕方ない。
現に、ここの所、HTTの活動はアイスを食べる事がメインになりつつあるのだから。
「先輩、練習しましょうよ、練習。そんな毎日アイスばっかり食べたら、夏バテになっちゃいますよ」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 02:51:29.94 ID:xCJ53iVR0
そんな暑い夏の日、クラスメートの一人が体育の授業中に具合を悪くした。
すぐさま担当の先生がその子を木陰に連れて行き介抱した。
すると、それを見ていた何人かの子達が、同じように気分が悪いという理由で先生の元へ行き、それから木陰へと向かった。
「なにあの子達、ずるーい! 絶対に仮病だよ!」
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 02:57:01.60 ID:xCJ53iVR0
突然、悲鳴が上がった。
木陰から一斉に女子の群れが離れていく。転んで、半泣きになっている子もいた。
皆、悲鳴を上げながらこっちへ走ってきた。
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 03:15:29.73 ID:xCJ53iVR0
「……あ、梓? ち、ちょっとどこ行くの」
気がつくと、私はまっすぐ木陰に向かって歩いていた。
「私、ちょっと見てくる。純は憂と一緒にその子の面倒見てあげてて」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 03:20:21.49 ID:xCJ53iVR0
で、すぐに騒動の原因を見つけた。
「ぎゃああぁっ!! き、キモッ! なにこれ!?」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 03:28:05.13 ID:xCJ53iVR0
誰かのたちの悪い悪戯、という先生達の結論では好奇心旺盛な女子高生の心を満足させる事はできなかった。
「絶対何かの呪いだって、アレ。その場にいた子の中に、変な痣が体に浮かび上がってきたって言う子もいるみたいだし」
「えーっ、なにそれ、マジ怖くない? あっ、そういえば、あの木ってさぁ――」
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/02/02(水) 03:56:09.72 ID:xCJ53iVR0
ところが、何とも都合の悪い事に、悪戯の対象はセミだけでは終わらなかった。
「きゃあああぁっ!!」
今度は一年生が部活中に、学校の植え込みに大量のトンボの死骸を見つけたのだった。
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