過去ログ - もしも『とある魔術の禁書目録のヒロインがインデックスじゃなかったら』
1- 20
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:18:50.01 ID:1Mf5PgwZo
「はぁはぁ、とりあえず、客人がいるんだ。電撃はやめてくれ」
「そ、それもそうね。で、誰?」

御坂美琴という人は一応、それなりに常識というものは知っていた。
このように初対面の人に『誰?』のように、失礼ともとらえられる言い方は基本しない。
以下略



84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:20:17.87 ID:1Mf5PgwZo
「学園都市に観光に来たのですが、当麻さんに案内を頼んでいるのでございますよ」
「へ、へぇ」

とりあえず、美琴はオルソラから話を聞いている。
オルソラのペースに惑わされて、うまい具合に話を逸らしているので、
以下略



85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:21:52.00 ID:1Mf5PgwZo
結局、御坂美琴は二人に付いていくことにした。
ふと、上条の前に缶が転がってきた。

「あ、あぶな…」

以下略



86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:24:11.26 ID:1Mf5PgwZo
それから、近くのベンチに移った。
上条は少し休んで席を外した。お礼にジュースを買って来るためである。
そのベンチに美琴とオルソラ、二人が待たされた。

「ねぇ、あんたはあいつのことをどう思っているのよ?」
以下略



87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:25:16.73 ID:1Mf5PgwZo
それから、美琴は上条とオルソラと別れ、ひとり夕暮れの道を歩いていた。
今日あったことを考えていた。
ある女と知り合い、落ち込み、励まされた。

「そうよね。私は私のことしか考えていなかったわね」
以下略



88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:32:34.66 ID:1Mf5PgwZo
美琴と分かれたあと、上条とオルソラは自宅に帰るため川の土手を歩いていた。
ふと、オルソラが口を開いた

「学園都市も同じでございますね」
「同じ?」
以下略



89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:34:40.88 ID:1Mf5PgwZo
まるで、説教のような事を言った。それは、自分に対する言い訳であった。
人を愛する想い。それが争いを招く。それに身を投じて良いのだろうか。そういうことだった。

そして、そういう心理的ブレーキがあったため、自分への思いを聞きたいが、
聞けた質問は自分を助けた理由。それ以上のことは聞くことはできなかった。
以下略



90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:35:58.18 ID:1Mf5PgwZo
「なぁ、オルソラ」
「はい、なんでございましょう」

おんぶをしてもらって、少しして上条は口を開いた。

以下略



91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:37:37.64 ID:1Mf5PgwZo
「ふう」

上条は寮の屋上で一息ついていた。オルソラもこの生活に慣れてきたのか、1人で行動できるようになった。

「悪くないよなぁ」
以下略



92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/30(水) 01:39:30.29 ID:1Mf5PgwZo
携帯の通話を切った土御門はある人物の前に立っていた。

「アレイスター。これで良いのか?」
「あぁ、黒子は黒子らしく、裏舞台を整えようじゃないか。土御門」
「ちっ」
以下略



109Res/101.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice